拝啓 マリコ様
フロリダに移って約一年
テニスやゴルフをご一緒する
いわゆる 社交仲間には恵まれましたが
プライベートな話や突っ込んだところを話す相手も機会もなく、
誰とでも 当たり障りの無いお付き合いでした。
今日もゴルフの帰り、皆でランチに行きました。
*クラブのレストランバー
今日のメンバーの一人、ジュリーは
ご主人の看病の合間を縫っての参加です。
三ヶ月に渡る看病でかなり疲れが見られました。
”看護婦さんにきつく注意されてね”
突然、彼女が話し始めました。
彼女の夫は元大会社の財務担当重役。
何でも自分で分析しないと、気が済まないタチで
病院での彼のテストの結果をつぶさに持ってこさせて
看護婦、医者を質問攻めにし、
何やらノートに書き込み
まるで”仕事“している、と。看護婦さん
要は重度のコントロールフリークです。
”頭を休養させないと、回復に支障が出る、
もしこういう状況を続けるならセラピスト(精神科医)を紹介する”
と、言われたようです。
それを聞いたメリーが
“うちも同じよ。庭師に払う$120の支払い方について、
”要領を得ていない。その庭師のトップと話をさせろ”、
だの、わけのわからないグダクを並べるのよ”、
と、漏らし始めました。
同じく、レベッカの夫は、
ケーブルテレビのカスタマーサービスに電話して、
”このサービスがいかに効率が悪いか”延々 と、説教を垂れ、
あげく$3ドルの返還を求めて捲したてるらしい。
そう、皆の夫は リタイアした重役たち。
それが、リタイア後には
”家内”取締役になり
周りを部下のごとく扱い、命令出しまくり、振り回し、
全くもって迷惑な旦那に 心底ヘトヘトしてる妻たち。
そう、日本で話題の
”夫原病” 予備軍
私たちの”夫の愚痴大会”はますますエスカレートし
“人には上から目線で命令するくせに、
人に対しては病的に気が利かない、
うちの夫は あの鈍感さで
本当に会社で仕事ができる男だったのか、疑問だ”
そこにいた4人全員が膝を打つ勢いで
“その通りっ!”
話は尽きませんでしたが、その後解散、
それぞれホッとした、すっきりとした思いで、
家路に着きました。
実際、私も、うちの夫だけが変なやつで
まわりのご主人は皆
良識的な、まともな夫たちだと思っていたので、
随分、救われた気持ちになりました。
夫にも寛容な気持ちで接しられそうです。
よくあるサポートグループって
こういう効果があったんだと、今更ながら納得。
まさかアメリカ人妻も
“亭主元気で外がいい”
と、思っていたとは。。
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