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なすぴのロードバイク研究誌

自動車関係の某メーカーで開発・設計をしているエンジニアが、ロードバイクでの旅・機材・トレーニングについて発信します。

去年チャレンジした名古屋~横浜ライドのリベンジをしました。

 

去年の様子は下記リンク参照です。(長いです)

 

 

 

 

去年11月ライドの目的は、推し(田村ゆかりさん)のファンクラブイベント。

今年の目的も、推し(田村ゆかりさん)のツアー千秋楽公演でした。

 

語りだすととまりませんが、多幸感あふれる素晴らしい時間を過ごせました。

 

 

1.前回の反省と目標

前回の反省を活かしつつ、今回のライドにしようと思い、振り返りと対策をしました。
 

1-1.前回の反省

①コンビニの買い物に予定以上の時間がかかった
  →買うものを決める&予定に余裕を持つ
②前半にペースを上げすぎて後半に膝痛
    →パワーメータでペースを管理する(150Wまで!)
③ドリンク不足で予定外のコンビニ時間ロス
  →ボトルを2本もつ&自販機用の小銭をもつ
④ルートを間違えまくった
  →前回間違えたポイントを復習
⑤予定外休憩をした
  →ペース配分の見直し
⑥峠を登る予定ペースが速すぎた
  →ペース配分の見直し
⑦膝を痛めたのに無理して乗った
  →だめなときはDNFの勇気!
 

1-2.今回の目標

・前回より1時間速く行く(19時間→18時間)
・将来のキャノボの練習と、近くに予定している470kmライドに向けて夜通しライドにする
 
 

2.準備

初めてのナイトライドなので、反射材やライトなどは入念に準備し、事前チェックのライドもいきました。(天気などの都合で前日でしたが・・)
着替えなどは宅急便で事前に現地へ配送。
 
 
 
距離や坂道の勾配から走行ペースを算出し行程表を作成しました。
白い吹き出しがチェックポイント、オレンジの吹き出しがコンビニ休憩です。
(★は身元を隠すために貼っただけ)
 

3.決行!

3-1.名古屋~浜松 (0~85km)

準備に時間がかかり約30分遅れスタート。
焦らない。
 
天気は曇りで、追い風基調の微風。
去年は浜松のあたりで向かい風だったので、風がないだけで助かる!
 
写真は無限浜松地獄の始まり
 
ペースは上々!
予定の10分巻きで最初の1/4距離を消化。
 
 

3-2.浜松~静岡 (85~170km)

天気は曇りで、期待してた星空は見えなかったけど、時々のぞく月がきれい。
 
ちょうど掛川のあたりは朧月でした。
丁度、午前0時ごろ。
 
 
このあとにある小夜の中山峠と金谷峠の連続した峠が真っ暗。
っていうか小夜の中山 って名前が怖いぃぃ。
走ってる間はワクワクだから全然怖くなったけれど。
 
しかし、金谷峠を登り切ると突然あらわれる派手なラブホは笑ってしまう。
写真じゃ伝わりませんがw
 
峠を無事に越えて、岡部宿。
夜中でも町並みがきれい。
この1号線中心のコースは、東海道の旧街道がホントにいいですね。
 
暗くていい写真はとれず。。。
 
 
淡々とすすんで静岡駅で二回目の休憩。
午前3時すこし前。
 
ここにくるまでに、疲労もたまり、補給食にしていたおまんじゅうで気持ち悪くなってしまったので、食べ物はゼリー多めにしていました。
ただ味気ないので、試しにおにぎりを買ってみたら、大正解。
力がみなぎる!!
エネルギー重視で羊羹やまんじゅうを選んでましたが、お米すごい。
塩味が良いのかも。
 
次回からコンビニ休憩はおにぎりとゼリーを中心に組み立てようと思いました。
 
ここまで調子がよく、予定ぴったりペースで進めました。
去年はこのあたりでペースが落ち始めてましたので、それに比べていい感じです。
 
 

3-3.静岡~箱根(170~250km)

ここまで、130~150Wくらいのペースで刻んできましたが、少しずつ足が辛くなってきました。
 
沼津の手前頃で空が明るくなりはじめ、突然富士山の影が現れたときには感動。
いつか富士山の見えるところに住みたいです。
 
 
日の出頃に、沼津までつきました。ヨシ!
地面にスマホを置いて取りました。
 
去年はこの辺りで膝の痛みが出始めていました。
今回は余裕。
成長です。
 
 
とうとう来ました、箱根峠。
去年はこの峠が膝を完全につぶしてくれました。
今年はひねりつぶす!
ひねりつぶすといいましたが、箱根峠を含めてまだ100km残っているので、優しく踏みました。
 
ただ、道がきれいで見通しがよいカーブなので、横を抜けていく車のスピードが妙に速い。
脇のガードレールが至るところでひん曲がっている。
めっちゃこわい。。。
 
18kmを2時間かけてゆっくり登ると箱根の頂上!
雨雲レーダーは晴れなのに、晴れどころか霧。
しかも霧雨も降っていました。
 
登る間にどんどん気温が下がるのも相まって、箱根はやっぱり特別な雰囲気があります。
↑国道1号線の最高点の看板!(そして霧)
 
予定より25分巻き。
決行いいペースで登れました。
 

3-4.箱根~横浜 (250~330km)

長かった静岡を抜けて、ようやく神奈川県。
 
箱根峠を下ると霧は晴れて、いい天気!
30分程度の長い長い下り坂で休憩もでき、気温も上がって脚の調子もかなり回復!

 
それまで130w程度で漕いできましたが、このあたりから180Wでガンガン踏めるように。
去年はこの辺りで100W出なかった覚えがありますw
 
ただ、小田原にはいるととたんに交通量がおおい。アップダウンも多い。
体力的にペダルはしっかり踏めるのに、ブレーキ頻発でスピードがあがらないもどかしさ。
 
湘南の海岸沿いは信号もなくまっすぐで、ここの間だけガンガン35kph程度ですすめました。気持ちよかった。
あたたかくロード乗りもいっぱいいましたが、みんな抜かしまくり。
どやどやです。
 
ただ、湘南を抜けて、戸塚から横浜まではまた車だらけ。
全然すすまないし危ない。
 
去年はこの時間帯は深夜11時ごろだったので、ほとんど車がいなかったんですが、昼間は違いますね。
名古屋~横浜だと今回のように夜発よりも、前回のような早朝発が良さそうです。
 
最終的に、25分あった余裕は食いつぶされてしまいましたが、予定時間ぴったりの18時間で目的の新横浜駅(横浜アリーナ)へ到着!
 
 
送ってあった荷物を受け取って、ホテルへチェックイン。
大浴場付きで、イベントまでゆっくり過ごせました。
 
 
その後のイベントは、堪能し尽くして幸せでした。。。
 

4.まとめ

去年とほぼ同じルートで333kmを19時間から18時間へ短縮できました。
道もほぼ迷わず、去年の反省はすべて活かせたと思います。
夜間の走行もハイになっていたおかげで、ほぼ眠気も感じず走れました。
 
そして、たのしかったです!!
 
ただ、キャノンボール(※)をクリアするためには、今回のコースは17時間を切らないといけないので、まだ練習は必要ですね。。
 
(※キャノンボール:東京~大阪550kmを24時間で走り切るチャレンジ)
 
 

5.次回に向けたメモ

・朝発にすればもう30分以上短縮できそう。
・平坦が多いので、DHバーがほしい。エアロとハンドルポジションのパターンを増やすために。。。
・休憩中の補給食はおにぎり、走行中はパウチのゼリーでほぼ決定!
 
 
 
だらだらと長い文章でしたが、読んで頂きありがとうございました。
 
次回は本州横断(知多半島~能登半島) 470kmです!

結論から言うと、練習時間はほとんど変えていません。内容を見直しました。
また、FTPの数値以上に走れるようになった体感があります。

具体的には、チーム練習内で先頭に残れるようになったことです。いつもの練習コースでの自己ベストも量産できています。

(減量したのも大きいとは思いますが)

 

どんな練習したのか、結論だけ知りたい方は最後の「まとめ」まで飛んでください。

 

 

1.練習開始までの経緯

昨年11月に決行した、名古屋~横浜333km で膝を壊してしまい、2週間の完全休養と、その後も2ヶ月程度は通勤程度でしか自転車に乗れていない生活が続きました。

2月頃に膝痛がなくなったためローラーを再開。

その休んでいた期間でFTPは225程度から、180Wまで落ちました。

練習再開したものの、膝痛の再発が怖くてあまり乗れず、3月ごろに全回復を判断。

 

そして、3ヶ月後の6月に開催される富士HCレース募集開始とともに、富士HCシルバーを目標に練習を再開しました。

 

この3月の時点では、ローラーはあまり乗らず週末だけの練習でしたが、FTP210W程度まで回復していました。

先人たちの記録によると、富士HCシルバーには概ねPWR4.2倍が必要。

減量とパワーアップに向けてメニューを考えることにしました。

 

2.練習内容の改革

富士ヒルに向けて思いっきり落ちた体力を戻し、更に引き上げるために使える時間はたった3ヶ月。

そこで練習方法を見直しました。

持ち腐れていたパワーメーターをつかって、パワトレをちゃんとやってみることに。

 

まずはパワトレのブログや本を読み漁りました。

書籍は、かの有名なコガン博士の「パワートレーニングバイブル」です。

 

 

アフィリエイトはありませんので気軽に飛んでくださいw

 

また、先人たちの記録を見るのにおすすめ検索キーワードは「TSS 700」 です。

パワトレ先駆者たちの体験談が沢山でてきます。

 

本やブログを読みまくり、練習内容を見直した結果が下記

 

=========================================

<それまでの練習>

・ZWIFTでメニュー(たまにレース)をその日の気分で実施

 

 ↓↓↓↓↓

 

<見直し後>

・TSBを調整しながら、富士HCの前にCTL80になるようなTSSでのメニューを計画

・ヒルクライムで使うFTP領域強化

  → FTP底上げのため、FTP領域中心メニュー

    前半2ヶ月でベースフェーズ(SST走)、後半1ヶ月でスペシャリティフェーズ(SST+VO2Max)

=========================================

(パワトレ用語については、じてトレさんの記事参照。もしくはGoogle検索!)

 

パワトレバイブル本によると、徹底したベーストレーニングはすべての基礎になるとのこと。

また、SSTは体への生理的な負荷と疲労のバランスが良いらしく、自分の強化したい領域ともピッタリ。

まず前半2ヶ月をベースフェーズとし、ここをガッツリ強化することにしました。

 

土日のチーム練習は、楽しく自分の練習モチベーションでもあるのでそこはあまり変えずに、平日のローラー練習でベース練を取り組むことに。

具体的には、火~木にZwiftメニューのSST(Short)とSST(Mid)をメインとしました。

 

練習再開時はベースもすっからかんなので、SST(Short)を毎日なんてとても無理!

ということで、火・木にSSTで、水曜日は軽いメニューで流すようなことをしていました。

そのうち体が慣れていくに従って、軽いメニューをSST(Short)に変えて、SSTの回数が週3回になり、SST(Mid)の割合がだんだん増えていくような感じでした。

 

この練習量を増やす目安は、CTL/TSBの数値で計画をたてています。

じてトレさんのTSBシミュレータが便利です。

あとはその他の数値管理には、Golden Cheetahを使っています。

 

下図私が練習再開頃(3月)に作った練習強度の計画です。

 

上記のトレーニング計画と管理は、下記ツールを使っています。

 

 

 

スペシャリティフェーズ(後半1ヶ月ごろ)には、火曜日 SST(Med)、水曜日 SST(Short)、木曜日 SST(Med) になっていました。

たまに調子や週末の天気よって、VO2MaxやFTP走をまぜて練習。

負荷はキツいですが、同じFTP走やVO2Max走でも、ベースをやったかで全然違うことを実感しました。

 

ちなみにZwiftレースは全くしていません。

 

 

3.練習の結果

富士HC直前には、FTP241を達成。

同時にすすめていた減量もうまくいき、59kg→56kgとなったため、PWRも4.3倍になりました。

目標としていた富士ヒルシルバーで必要となるPWR4.2倍を達成することができました。

自分でも驚きです。

 

体重は下記のように減少しました。
1ヶ月で1kgペース減を目標にし、無事に達成。
減量についてはまた機会があれば記事にしますが、おやつを抜いたくらいです。

 

ただ・・・肝心の富士HC本番は、シルバーならずでした。。。

標高による低酸素の対策ができておらず、途中で失速。シルバーに3分も届きませんでした。来年こそは・・・!

 

ただ、膝痛で休む前より FTP15 アップ、PWRは減量もあって 0.4倍 上がりました。

ベース強化したことでインターバルに強くなり、FTPの数値以上にチーム練習でも以前よりかなり走れるように。

ヒルクライムのみを目標にしていたので、これは嬉しい誤算でした。

 

チーム練のコースは、1分程度の短い坂がたくさんあるアップダウンが多く、いつも坂で置いていかれていたのが、ついていけるようになりました。

また、付き位置で精一杯だったのが、先頭もたまに出られるようになりました。

 

そしてメンバーのいろんな方に「速くなった」と褒めてもらえて嬉しいです。

パワーの数値より、この努力を認めてもらえることが一番うれしいかもしれません笑

 

4.まとめ

以上の経緯・流れを図にまとめると次のようになります。
 
経緯を説明するとパワトレに注目するとおもいますが、
個人的には、「伸び悩んでいた時期」の後の2ヶ月の長期休みが一番効果があったのではないかと予想しています。
 
このあたりは栗村さんの著書や輪生相談などでも何度も話題にでていましたが、練習には短期的にも長期的にもメリハリが大事とのことです。栗村さんの言葉を借りるなら「恋愛のように押してばかりでは飽きられてしまう。たまには引いてみるのも大事」だそうで。
膝を怪我をしたことで、強制的にシーズンオフを取れたことが良かったのではないかと思っています。
 
 

5.その他おすすめ書籍・ブログ・よみもの

今回の記事と直接関係ないものもあります

<書籍>

栗村 修 「栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング」

宮澤崇史 「理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング」

宮澤崇史 「頭脳で勝利に近づく! プロのロードレーステクニック」

 

<ブログ・よみもの>

ドヤ顔で書いておきながら、まだまだ豪脚には程遠いですが、悩んでいる皆さんのトレーニングの参考になれば、嬉しいです。

主要なブランドの、ハイエンドなロードバイクのお値段を一覧にし、コストパフォーマンスの考察をしてみました。

よろしければ、ご参考にしてください。

 

1.はじめに

「近年のロードバイクの値段が上がりすぎ」と、私の周りでもよく耳にします。

 

今年発表されたPinarelloのDogma Fは、フレームだけで90万円を超えるらしいですね。

他のブランドを見渡しても、50~60万円のフレームが当たり前に出てきています。

 

私がロードバイクに乗り始めた7年前では、ハイエンドといえばフレーム売りで確か40万円台がだった気がします。

クロモリ時代は20~30万円台だったとか・・・?

 

そう考えると恐ろしい。

物価の影響もあると思いますが、それ以上の価格高騰っぷりですね。

おそらく、素材や空力などの開発費にお金がかかっているんでしょう。。。

 

そこで、「次にバイクを買い換えるとしたら」と妄想する中で、各ブランドのハイエンドのお値段を調べてみることにしました。

 

 

2.お値段比較表

2.1 前提条件

網羅するのは時間も手間もかかるので、次の条件に絞ってリストを作りました。
お目当てのブランドやモデルがリストから漏れた方、すみません。
 
<条件>
 ・主要ブランド(と私が思う)メーカー
 ・オールラウンドモデル (エアロやTTは除く)
 ・完成車のコンポメーカーが選べる場合の優先順位 : Shimano>Sram>Campagnolo
 ・ブレーキ種類の選択がある場合の優先順位 : Disk > Rim
 ・ホイールの選択があるものはお値打ちな方
 ・限定モデルやカラー選択のアップチャージは対象外
 
 
また、その他の注記としては、
 
<その他>
 ・価格や重量が不明なものは空欄
 ・フレーム重量の欄は、カッコありは単体重量。カッコなしはセット重量
 ・CanyonとColnagoはプロチームに供給されてないトップグレードも記載

 ・今年のツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの勝利数を記載しているが、

  ブランドの勝利数でありフレームの勝利数でない(エアロロードで勝利した場合もカウント)

 ・Pinarello Dogma Fの完成車価格はヨーロッパ価格を参考に推定

  ・完成車で比較しているのは、フレームセット売りがないものが多々あったため。

 

2.2 比較表

Googleスプレッドシートに記載しました。

 

 

 

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-QJvGkyX6yKcGY76uZSSgTy5eMKDulIVxTuwdN4FIug/edit?usp=sharing

(記入ミスや、抜け・漏れがあったらこっそり教えて下さい。)

 

 

3.考察

それでは表をじっくり見ていきましょう。
 

3.1 お高いバイク

まずはお値段から。

表は、完成車価格の高い順にソートしています。
 

Pinarello Dogma Fが圧倒的にお高いかと思いきや、

完成車だとColnago C64が肉薄しています。

コンポがCampagnoloのSuper Record EPSなのでこのお値段設定になってそうですね。

(Dura Di2 が35万円に対して、スーレコEPSは 60万円!)

 

ちなみに、C64のグレードを、Ultegra Di2に落とすと約120万円になり、表でいうと真ん中あたりに来ます。

(Duraのグレード設定がなく一気にお値段さがる)

 

UAEのポガチャルが2020と2021のツールを制したのは、表の二番目のC64ではなく、V3-RSです。

ただ、こちらの完成車はUltegra Di2しか選択できないため、表では下の方になってしまっています。

仮にDura Di2とすると、17万円程度のアップになり122万円くらいのお値段になりそうですね。

そのV3-RSのツール総合優勝記念の特別コレクションは210万円だそうです。

もし表へ載せた場合、一躍トップに躍り出ますねw

 

BMCは3番目の154万円。

フレームセット価格では 73万円と、Dogma Fに続くお値段です。

私の所有するBMC SLR01 2017年モデルは、49万円程度だったんですが、4年で25万円近い値上がりです。。。恐ろしい。。。

 

あと、個人的に以外だったのは、コスパに定評のあるGiantとMeridaがかなり上の方(高額側)にいることです。

 

台湾2メーカーはコスパがいいことに定評があるイメージでしたが、

もはやトップグレードはお値段通りの性能なのかもしれません。

 

一方、Ridley、De Rosa、Cube が ハイコスパで有名なCanyonよりもお値段的に下にいますが、

Ridleyはホイールなし、De rosaはコンポがコーラス、のためCanyon同じように揃えようとするともっと高くなりそうです。

そういう意味で、Cubeはお値打ちですね!

 

Anchor RP9の完成車価格が未発表ですが、パーツの内容(出展)からおそらく110~120万円くらいになると思われます。

 

 

3.2 コスパのよいバイク考察

3.2.1 コスパの定義

ここでいうコスパ(コストパフォーマンス)は、単純にお値段が安いという意味ではなく、

価格に対しての性能という意味で考察していきます。

 

バイクの性能の定義は難しいため、今回はグランツールでのステージ勝利数をパフォーマンスの指標とします。

総合優勝は、ステージ勝利と比較しづらかったため考慮に入れていません。

 

もちろん、勝利には選手やスタッフ、戦略、チーム経営も絡むため、「性能=勝利数」が一概には言えないことは重々承知です。

 

というわけで、「コスパ」の定義を「価格に対する勝利数」と定義し、

価格を勝利数で割ることで、「勝利単価」とします。

 

勝利単価が安いバイク、つまり「より少ない投資にで勝利できるハイエンドバイク」を探します。

 

ただし、前提条件に記載したとおり、エアロロードでの勝利もカウントに入っていますので注意してください。

また、この方式ですと複数のチームへ供給しているメーカーが必然的に有利になりますので、供給チームの分だけ単価をn倍します。

(ツールとジロへ出場したチームだけを対象とします。その他の組織への供給はカウントしません)

 

 

つまり、コスパの算出式は下記の通りです。

勝利単価[万円] = 完成車価格[万円] ÷ 勝利数 × 供給チーム数

 (ただし、勝利数と供給チームは2021年のTdFとGdI のものとする。)

 

3.2.2 コスパ比較

上記の表の一部を非表示にして、勝利単価がお値打ちな順番に並べ変えました。

つまり、上に行くほどコスパがよいです。

 

 

 

3.2.3 ハイコスパなバイク

最もコスパの良いバイクはMerida Scrtura Team-Eと、Colnago V3-RSとなりました。

2つが並んで1位という結果です。

 

ただ、V3RSはコンポがUltegra Di2であるため完成車価格が低いのと、ツール総合優勝を考慮に入れられていないないので、比較が難しいですね。

 

また、MeridaはSculturaとReactoの両方を使い分けられており、Reactoでの勝利数をSculturaへカウントしてしまっていますので、こちらも単純な比較は難しいです。

ただ、Meridaブランドとしては、トップのコスパであることは間違いないため、素晴らしい結果ですね。

 

個人的には、感覚的にSpecializedのTarmac SL7か、Canyon Ultimate CF SLXがトップにくるかと思っていました。

両方とも供給チームが複数あるため、単価が上がってしまいましたね。

 

SpecializedのTarmacについては、最近のホビーレースシーンを見ていても多くの方が乗られているので、それだけ性能がよいのだろうというイメージでした。。

某トップアマチュアライダーが、このバイクに乗って勝てなければライダーが悪いとか、開発費に対して価格が安いと発言していた(出展なし)記憶があります。

 

3.2.4 ローコスパなバイク

勝利単価が無限大のバイクは、一つも勝てていないものです。

また、数字がないブランドは、コスパが悪いわけではなく、グランツールへのバイク供給がないものです。

GiantとFocusがツールやジロに出ていないのは意外ですね。

 

Scottは個人的に好きなので健闘してほしかった。。。

ただ、先日の東京5輪ロードの女子で、アマチュアながら金メダルを獲得して話題になったキーセンホファー選手が乗っていましたね。

コーチなどもなくして自分で戦略や機材チョイスをしたとのことで、性能が悪いということはない一台かと。

 

また、Trek、Bianchi、Cannondaleが下位にあるのも意外です。

世間の評判はとても高いバイクだと思っていたので。

 

WillierとLapierreは独自の世界観があるので、勝利で語るのも変かもしれませんね。

個人的には、世界観のあるブランドとしては、この2ブランドにColnagoが入っている印象でしたが、UAEの活躍で今やそうではなくなってしまったのでしょうか。

 

 

 

3.3 その他の考察

よく、「性能と価格は比例する」と言われます。

試しに、価格と勝利数をグラフにしてみました。

(勝利数は、複数のチームに供給している場合はn割り算しています)

 

価格と勝利数の関係は概ね比例する傾向にありそうです。

やはりブランドと性能は、無関係とはいえなさそうです。

 

もしかすると、スポンサーとしてお金があるということとニアリーイコールなのかもしれません笑

 

 

4.まとめ

以上、ハイエンドバイクのお値段とコスパを比較してみました。
 
コスパといっても、ツールとジロの勝利数というかなりファジーな数字をベースにしており、加えて実際に選手達が乗っているパーツセレクトではなくメーカー完成車であるため、あまり精度のよい計算ではありませんが、一つの指標になったのではないでしょうか。
 
個人的な発見は、
Pinarelloと同じくらいのお値段のバイクがあったり、
お値打ちなCanyonがハイコスパなのかと思いきや、今回の条件だと、まさかのMeridaとColnagoという結果になりました。
 
 
皆さんはどのバイクを選びますか?
 
私はAnchor RP9かAurum Magmaがほしいです。
バイクはコスパではありません!!
かっこいいと思えるかです!!!
(今までの考察は全部無視)
 
本日も、お読みいただきありがとうございました。