こんにちは。

なぴです。

前回に引き続き記憶喪失の描写があります。
苦手な方はブラウザバックをしてください。

〇〇視点に戻ります。



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「お風呂出ました〜」

菅井「〇〇。ちょっと話したいんだけどいい?」

「…分かりました。どうしましたか。」

菅井「記憶について、〇〇がお風呂に入っている時にまつりちゃんと話してたんだけど、メンバーに打ち明けない?」

「………」

松田「〇〇も分かってるでしょ?前よりも早く記憶がなくなってることに。

私と菅井さんだけじゃ庇いきれなくなる。みんな信用出来る大切な仲間だよ?頼ろう?」 

「……分かりました。明日のレッスン後にみんなに言います。」 


私のせいで菅井さん達に迷惑をかけた。もう、わがままなんか言ってられない。




─レッスン後

菅井「みんな少しだけ残って」

小林「友香どうかしたの?」

菅井「私じゃなくて〇〇が。」


レッスン室の中心に集まったメンバーの前に立つ。

急に静かになったレッスン室に乾いた私の靴の音がする。


──あの、



上手く説明できていただろうか。みんながどんなことを思っているのか怖くて顔を見れない。

ふと誰かに抱きしめられて顔を上げると涙目の天がいた。


「…ごめんね……思い出も全部忘れちゃって……ほんとにごめん……」

天「〇〇の中に思い出が残らないのは悲しい…だけど、忘れるならその度に新しく作ればいい。これからも一緒に色んなこと経験していこ?」

「……グスン…うん!」

保乃「これからも色んなこと共有してこな!」



あの日から変わったことがある。


記憶を失うペースが以前よりも遅くなった。
何故かは分からない。ただ遅くなっただけで少しずつ大切な思い出が消えていく。


そんなある日、恐れていたことが起きた。




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思っていたよりもズルズルと長くなっています。申し訳ないです🙇‍♂️

なるべく完結できるように頑張ります🔥

それでは。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

See you leter, alligator🐊

なぴ。