こんにちは。

なぴです。

今回の小説は卒業要素が入っています。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。

初心者なので暖かい目で読んでいただけるとすごくありがたいです。




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今回の企画は“私辞めますドッキリ〜!”

というわけで今回の企画はですね、題名の通りですね。ドッキリ企画です。

楽屋に隠しカメラをしかけてメンバーが“櫻坂を辞める”と言ったらどんな反応をするのかを確かめる企画ですね。 


仕掛けてくれたのは〇〇!

「はい。やってきました笑」

誰に仕掛けたんですか、発表お願いします!

「私が仕掛けた相手は小林さんです!」

おお、小林か。
鋭そうだけど大丈夫だったの?笑

「結構ドキドキしました笑」

じゃあVTRフリお願いします。


「VTRどうぞ!!」

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スタッフ「今回どんな感じで切り出そうと思ってるんですか?」


「そうですね、辛いから辞めるみたいな方向が良いと思ってて、小林さん鋭いから精神面よりも肉体面の方がボロが出にくいかなって思うのでそんな感じでやっていきたいです」

スタッフ「ドッキリ終了する時は腕を高くあげてください。」





打ち合わせで集められた小林と〇〇。

機材トラブルで部屋の中には2人だけ。

そこから〇〇が話を始める。



「小林さん。伝えたいことがあって、今大丈夫ですか?」


小林「うん。全然いいよ。どうした?」

「あの、私、櫻坂をやめようと思って」

小林「え、それって卒業ってこと?」

「そうですね。小林さんにはお世話になったので先に伝えときたいって思ったので。」


小林「なんで?居ずらかった?支えられなかった?」

「そんなことないです。皆さん優しくしてくださってすごく居心地のいい場所です。」

小林「じゃあなんで?」

「私が、私が.........」


仕掛け人の〇〇がまさかの涙。


小林「.........大丈夫...私が守るから...」

ヨシヨシ

「……グス……グス」

小林「落ち着くまで待つから...大丈夫、大丈夫」

「無理なんです……体が…」


〇〇をさすっていた小林の手が止まった

「……力が入らないんです」

「…小林さんと一緒にまだやりたい……」


心做しか少し震えたような手で小林の抱きしめる。



土田「これ、演技なの?上手すぎない!?」

澤部「やばいっすね、泣けてくる。」

メンバー「泣いちゃう、」


小林が〇〇の肩に手を置き、同じ目線にしゃがむ。

小林「一緒に辞めようか。」

「え、なんで?小林さんはグループに必要です。」

小林「それは〇〇だって一緒じゃん。前も約束したでしょ。私が〇〇を守るって。いつだって一緒だよ。」

「……グス」

小林「大丈夫だから、ね? ヨシヨシ」


〇〇は腕を高くあげた。

小林「ん?」


ガチャッ

撮影陣が部屋の中に入ってきた。


小林「どういうこと?笑」

「実は私辞めますドッキリです。笑」

小林「じゃあ辞めない?嘘?」

「嘘です。どんな反応をするのかって言うやつです。笑」

小林「あー、良かった〜 グス」

「泣かないで〜 ヨシヨシ」

小林「演技だったの?本当じゃない?」

「ごめんなさい」

小林「おいこらっ」

「えへへ、すいません笑」


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土田「あーすごい見応えあったわ〜」

澤部「メンバーとかの方から鼻啜る音とか
聞こえてきたわ。」

松田「ほんとに演技上手すぎてドッキリってわかってるのに悲しくなりました。」

菅井「〇〇が由依ぽんを抱きしめるときの手の震え方とかすごくリアルでびっくりしました。」


澤部「仕掛けられた側の小林はこの時どうだった?」

小林「演技がリアルで〇〇から離れたら消えちゃうって思って絶対離さないって思ってました笑」


澤部「仕掛けた側の〇〇はどうだった?」

「そうですね、1回目の泣きは出そうと思って出したんですけど、2回目は小林さんの言葉で勝手に流れてきちゃって、これ以上続けられないって思ったので辞めちゃいました笑」


土田「そんなすぐに涙って出るものじゃないからすごいよね笑」


澤部「こんなところでまだ来週〜!!」



では、こんなところで。

See you leter,alligator🐊

なぴ