経験値 タイトルとあんまり関係ない出だしなのだけど、情報商材というものがある。情報をお金を出して買うのだが、まあふつうの本とかと比べて桁が一桁違うくらい高い。 自身もFXの入りは情報商材だったので、その手のものを買ったクチではあるが、それ以降は買ってないし、買う必要もないと思っている。 ノウハウ系やトレード手法などありとあらゆるものが売られており、その宣伝ページを見ると こりゃいくらなんでも言いすぎだろみたいなものから、話を聞けば勝てるかもしれないと思わせるものまであるので、やっぱ作りこまれてるなぁと思わず唸ってしまう。あ、商材の中身でなく、宣伝ページがね。 初心者がいきなり勝てるようになります的なものもたくさんあって、こーすればいいとかあーすればみたいな方法論を謳ったものがあるが、いきなりそんな方法論だけで勝ち続けられたら貧乏人なんて一人もいなくなるよ。 これを読めば勝てると言ったものは、経験値0でいきなりプロと同じようになれると言ってるようなもんで、読んで出来れば誰も苦労しないでしょ。 昔、ギターをやってたときに早弾きがやりたくて、その手の本を買ったことがあるが、読んで早弾きが早くなったかといえば、そんなわけないし、むしろ腕が腱鞘炎なるわ、やることはつまんないわ、本当に基礎練習をひたすらやって経験値を貯めないと早くなんかなんない。 ピアノだろうが水泳だろうが、マニュアルやノウハウ読んだらプロになれるのだろうかと考えたときに、そういうノウハウ系は、読む以上に経験をある期間積まないと結局なぁーんもならんてことがわかった。 そして、経験を積む基礎的なことは大概が恐ろしく単調であり、面倒で、こんなことやるの?みたいな内容であることが多い。 そういう部分をすっ飛ばして、うまくやる方法があるのかもしれないし、そんなのは知らないけど、やっぱやってて手ごたえを感じることをやるのが精神衛生上よろしい。 だからグラフを書いているとすごく気持ちが落ち着いてくる。今までのやってたことはなんかこうフワフワと地に足のつかない感じであったが、手間のかかる面倒なことは、やればやるほど安心感が増すというか地に足がつくようなイメージである。 わりとどんなことでもある程度ならソツなくこなす自信が昔からあったが、相場に関してだけは最初からノックアウトだった。本当に1ミリもソツなくなんてこなせなかった。 だから、多分 火がついたんだと思う。 最初から上手く行かない方が結果的に続けられる性格なのである。

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