私のお華の先生などは、私の年齢を
よく「まだまだ若い。これからよ」
と言います。

(あっ、ついおととい
川越シェフとキムタクが
1歳お兄さんなのを知りました・・)


先日の華道展も、参加者の平均年齢は
多分50オーバー・・もっと上だったかも・・

もちろんもっと若い、同世代で習っている人も沢山いるし、
最近はいけばな男子も増えていて
大きな華道展では美大風の男の子の
姿もけっこう見かけたりしますが


生徒さんが何人もいてお教室を持たれ
いたり、足が悪くて椅子に座って
支えられながらお華をいけていたり
・・この支部展は、人生大先輩の
皆さんがほとんどで、

ご挨拶すると、みなさん必ず
お若いからまだまだこれからね、
と、先生と同じことを言います。

はじめ、社交辞令だと思っていたんですけどね、
「これからもしっかりお勉強なさいね」という
温かい教訓のこもった、本気のひよっこ扱いなのです。

アラフォーな私も、お華の世界では
まだまだ未熟なぴよこ。

なんでかなって
考えてみました。



・・ゴールの設定が、
違うのかな・・

一芸で道を極める!
と思ったら、生涯現役。終着点は
死ぬ時、になるはず。ですよね。

それこそ、100歳まで生きたとしたら、
ゴールは100。
40なんて半分にも届かない・・

それは、あらあらまだまだ
これからね~と思われても当然。


かたや、普段なにかする時私達って、
なるべく近い所にゴールを
設定したい
傾向がありますよね。

それも、出来るだけ効率的に、早く、
ゴールに到達する方が、よしグッド!
っていう。

だからなかなかたどり着かないと焦るし、
途中で嫌になったり、イライラしたり・・

自分がピークだった時を
基準にする癖が、あるんですよね。

自分が一番、体力があった時、
記憶力がよかった時、
キレイだった時、

それと比べて、あの時のようには
出来ないことに落ち込んで、
今の自分にはもう、届かないって
あきらめたり、最初っからやらないって
結論を出してしまう。

たしか、村上春樹さんだったと思うんですけど、
ギターを弾けるようになりたいと思って、
お気に入りの一曲だけを
ひたすら練習してるそうです。
たしか。

もうその曲は弾けるようになったんだけど、
今度はいかにかっこよく、思うとおりに
ひけるようになるかを追求して、
おじいちゃんになってもずっと
その一曲を練習し続けるんですって。
何かで読んで、素敵な話だな~と
思いました。

あっ、違う。
松浦弥太郎さんだ、これ!


え~と、長くなりましたが

20歳をピークだと思えば、
40歳の自分に出来るコトは
いろんな制限がかかって少なくなってしまうのかもしれないけど、

100歳がゴールだと思えば、
あと60年!あれもできるし、これもできて困っちゃう。笑

あと、届かない、届かないって
焦ってあがいてる時が、
実はいちばん大事なモノ、手に入って
いたりするんですよね。

そんな風に考えて生きてきた人は、
若いし、しなやかです。

私の母親よりずっと年配のお華の先生方は
みなさん、本当にお洒落で、お綺麗で、
キラキラしてます。

考え方や受け入れ方も、柔軟で
懐が深いというか・・
私のようなひよっこがちょっぴり
尖がったコトをしてみても
「あらあら若いからいろいろやってみたらいいわね、ホホホ」

とおもしろがって、褒めてくださる。

そんな素敵な先輩方を見ていると、
人生の可能性を信じる勇気が出てきます。

考えてみれば、身内以外で
米寿を超えた女性と接する、囲まれる機会って
なかなかない事ですよね。

年上と言っても、会社の先輩とか
飲み友達とか?
それでも、20歳以上離れてる人は、
私の周りにはいないです。

今、自分がいる場所で悶々としているコトって、
実はものすごーく狭い価値観と視野の中だけで
展開されているにすぎなくて、

世の中にはもっともっといろんな
価値観に基づいたコミュニティーがあって
場所が変われば、今の悩みなんて悩みですら、
なくなってしまうかもしれないし。

世界は広い!

たまたま、華道というちょっと特殊な世界に
片足をつっ込んいる私が感じたコト、
長々と書いてみました。

ヒヨコピヨ