おはようございます。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
お店のオープン前に「モニター会」と称して、近所の方に集まってもらって商品やお店について意見を聴く機会を持つことがよくあります。
あるお店で“モニター”を募集したところ、たくさんの応募をいただきました。嬉しい悲鳴です。
全員の方に参加してもらうのは無理でしたので、抽選で選ぶことにしました。
「せっかく応募してくれたのに申し訳ない」。そして、「今度はお客様として来店してもらえると嬉しい」とそのお店の社長がおっしゃいました。
その言葉には、初のお店をオープンする前に、「来店してくれるだろうか」、「一人でも多くのお客様に来て欲しい」という切なる思いがこもっていました。
また、社長には、「せっかく来店してくれたお客様を拒否する」のと同じことに映ったのでしょう。
ということで・・・、その店では、落選のお侘びと共に“お店で使える商品券”を同封することになったんですね。
落選された方もさぞかし嬉しかったのではないでしょうか。“よもやのサプライズ”です。
こういう“心遣い”が常にできるかどうかが、商売の差になると思いました。
「これも販促」と言えなくもないですが・・・。まずは“気持ち”がないとね、たぶん見透かされます。
お店に来てくれた方だけがお客様ではありません。「この方も次はお客様かもしれない」という思いと対応が大切です。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。