おはようございます。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
先日、Facebookを覗いているとある方のページに、懐かしい人の姿がアップされてました。
それは、ある酒蔵を訪問したの記事でした。
その懐かしい人は、日本酒酒蔵では珍しいイギリス人の杜氏さん。
日本人以上に日本酒を愛するイギリス人が醸す日本酒は、数々の賞を獲得するほどなんです。
心で醸すのですねえ、きっと・・・。
で、早速、「懐かしいですね。」とメッセージを送ったら・・・
「酒蔵直売店のソフトクリームは中田さんのアドバイスですか?」と返信が・・・。
「そうなんですよ。それは私の提案です。」
日本酒は、“お酒好き”という限定された層のお客様にしか興味を示してもらえないハンデがあります。
まずは、お店に来てもらう仕掛けが必要というとことで、開発したのが“地酒ソフトクリーム”でした。
酒蔵直売店の集客アイテムは、なんと“地酒ソフトクリーム”だったのです。
開発には試行錯誤されましたよ。
自社醸造のお酒をソフトクリームとミックス。ただ混ぜるだけでは食べられたものではありません。そこはソフトクリーム会社と共同で何度も試作を繰り返されました。
結局はノンアルコール状態になったので、お子さまでも、酒の飲めない私でも食べられる代物になりました。(笑)
この商品のおかげで、女性客が増えたのは大きかったですね。
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「日本酒はどうも・・・」という方でも、酒蔵に来て、試飲すると欲しくなるものです。旦那さんに買って帰る人もいますからね。
”地酒ソフトクリーム”が新しいお客様を連れてきてくれたおかげです。
さて、“地酒ソフトクリーム”のお味は・・・、「一瞬、お酒の香りが・・・。」とか、「パンのような・・・」という声も聞かれましたね。
リピート客も増えましたから、味は好評なのですよ。
懐かしい開発話を思い出しました。
そして、今でも“新しいお客様”を連れて来てくれるようです。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。