こんにちは。
奈良のフードビジネスコンサルタント 中田雅博です。
店頭の演出。
まずは、『何屋かわかる』ことが一番です。
それがあった上で、店の第一印象を決める何かインパクトのある演出をしたいですね。
そんな時に活躍するのが、昔の製造に使われていた機械や道具達です。
例えば、木樽や臼、釜など、現役を退いた機械や道具が店頭にあるだけで、すごくインパクトがあります。
『50年もの間、現役で活躍した釜です。昔ながらの製法は今も変わりません』
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そんなPOPを一緒においておくと、モノづくりの歴史やポリシーも一緒に伝わります。
食品メーカーの直売店づくりの際は、これらの機械や道具が店頭演出の強い見方です。
直売店に限らず、その店で扱う商品やメニューに関わる道具や機械を店頭演出に使ってもOKです。
例えば、お酒の樽やワインの木箱、お菓子の番重(ばんじゅう)、鮮魚や海産物のトロ箱、レストランの厨房機器や道具
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等々、店頭に置くと、とても絵になります。陳列道具としても使えます。※わざわざ木箱を買う店もありますからね。
また、袋(30kg?)に入ったお米や小麦の袋、油や調味料の一斗缶など、原料に使う素材の在庫をあえて店頭に置いている店もあります。
そうそう、店頭に保冷棚を備え付けたレストランもありましたね。料理に使う素材が入ってるんですよ。しかも、ガラス棚なので、店の前を通る人にも見えるんです!!
これらも店頭演出です。産地や銘柄など“こだわり”を訴求する効果もありますね。
同じ古道具や機械でも、「モノづくり資料館」に展示されているより、店頭にあった方が再び息吹が注がれるような気がします。
感謝!
最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます。