生まれた頃からずっと家のそばにあった、桜の並木道。
自転車の練習したり、マラソンの練習をしたり、
嬉しい時も悲しい時も、いつもそばにあった桜の並木道。
もうすぐ母の日なので、岩手の母ちゃんにメールをしてみた。
天気はいまいちだったようだけれど、
メールの後、おにぎりを急いで作って、
父ちゃんと二人で花見に出かけたようだ。
かなり散っていたようだけど、
送られてきた写真にかなり感動した。
思い出が一気に蘇ってくる。
散った桜の花びら絨毯をきれいだなと感じるのは、血筋のようだ(笑)。
もしかしたら。
この場所を見て、ピンとくる人はいるかな?
わかったら、なかなかだよ。
どう?
写真集『scene~残したい風景~』で生家を訪れ、自転車に乗って撮影したのも、この場所。
『まほうの手』のPVにも入ってるのも、ここ。
ホント大切な場所。
ここの近くにある畑に行く婆ちゃん追いかけて、
一輪車押しながら行く後ろ姿が、
いまでも、鮮明に思い出されて…。
歩けなくなってから、なかば無理やり一緒に行ってもらって。
それが思えば、最後だったなぁ。
そういえば…桜は…一緒に見たっけ?
かなり小さな頃に見てるかな。
桜は母ちゃんとの思い出がいっぱいだなぁ。
母ちゃん、桜、好きだもんね♪
何回か…行ったよなぁ。
婆ちゃんとの桜は…展勝地の方が思い出されるかな。
桜の季節は短いけれど。
毎年毎年、いろんなこと重ねていく。
今年の桜も、そろそろ終わるね。
また来年、見られますように。