老精神科医なおざう

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ショパン op.64-1 「子犬のワルツ」

 

バッハの平均律に戻るのもまだ気が進まないし、久しぶりにショパンを弾きたくなった。子犬のワルツ、まだ挑戦したことがなかったので、やってみることにする。あまりに有名な曲で間違えたらすぐわかるし、それほど速く弾けそうもないので、いままできちんと取り組んだことはなかった。

最初の前奏、3小節目からは、ソラドシを1つの塊としてとらえるといいのかな。ヘミオラというんだっけ。5小節目からの左手の伴奏。1拍目をしっかり弾き、2拍目3拍目は軽く。すばやく移動しなければならない。子犬のワルツに関しては、いろいろな解説書があるが、5小節目から20小節目まで、左手だけ練習してしっかり暗譜するのが良いとする記事もあった。そうすれば、確かに右手に集中できる。24小節目‐26小節目、3拍目の休符に注意。32-34小節目も同様。この部分、音符が飛ぶのでどうしても遅れがちになる。メトロノームを利用して合わせるように先生から指示があった。♩=160位では弾きたいところだが、せいぜい140強位かな。

 

中間部、特に左手が音が跳ぶので難しい。左手、2拍目、3拍目すばやく、そして強くならないように。42小節目から44小節目、右手ヘミオラ、すばやく。46小節目からの右手の前打音。すばやくほとんど同時に主音も弾く。犬の鳴き声のイメージかな。後半、最後から5小節目のF(最高音)、注意をはらって良い音になるように。その後の下降音階、力を抜いてきれいに弾きたいものである。

 

大体は手が覚えてきたので、人前ではとても弾けないが、時々は弾いて楽しみたいものである。弾いて楽しい曲である。やっぱり名曲だな。

 

 

このところ、ピアノレッスンの記録をサボっていた。一旦、途絶えるとエネルギーがいるなあ。

原因はいろいろ。リコーダー熱が復活していて、ピアノの練習が疎かになっていることと、バッハの平均律が難しくて、大変ということもある。

簡単に備忘録としてまとめておく。

 

バッハ 平均律1巻 22番

 

 

 

 

 

前奏曲:練習曲風の前奏曲とは趣が異なり、重厚な多声音楽となっていて、味わい深い曲である。縦のリズムの合わせに気を取られて、横の旋律の流れを切ってしまわないように注意。速さは演奏者によってかなり差がある。グールドはかなりゆっくり演奏している。

 

フーガ:5声のフーガに初めて挑戦。とはいっても、5声全部が出てくる場所は限られる。技術的に保持できない音があるが、それは離して弾いて良いとのこと。弾いてみると、スケールの大きい宗教的な趣のある良い曲である。もちろん、難しいので滞りなく弾けるようにはなれない。

 

平均律も少ししんどくなってきたので、趣向を変えて、ショスタコーヴィチをちょっと弾いてみる。

奇妙にところどころ転調し、最初は変な感じがするが、弾いてみるとなかなか面白い。

 

 

ショスタコーヴィチ 

 

 

 

 

 

人形の踊りより

1.抒情的なワルツ

テンポの指示に注意して、演奏効果を考えて弾くように。ブルクミュラー終了程度で弾ける曲かな。心地の良い曲である。

 

4.ポルカ

最初のところが、クシコスポストにちょっと似ている。中間部、左手が細かく変化し、オクターブを超える部分もあって、なかなか弾きにくい。中級の曲だねこれは。ユーモラスで楽しい曲である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前立腺癌治療記をアップしてから、前立腺癌の患者さんからのアクセスが増えている。前立腺癌の治療は、手術、放射線、ホルモン療法など選択枝が多く、どれが優れているとは簡単に判断できないところがある。残念なことに、泌尿器科医も各選択肢の完全な知識をもっているとは限らず、自分の得意な治療法を患者に勧める場合もありうる。これは医療のどの分野でもありうることだが、前立腺癌は手術でも再発の可能性があり、また手術の合併症が無視できないため、他の癌に比べて手術の優位性が少ないのが悩ましい。

腺友倶楽部という前立腺癌の患者・家族の会のウェブサイトでは、前立腺癌ガイドブックという記事があり、いろいろな治療法がわかりやすくまとまっている。

 

知っている方も多いと思いますが、念のため、リンクしておきます。

 

 

 

バッハのインベンションやシンフォニアをまた復習してみようと思う。

 

田所政人氏の掲示板に、練習の順番が書かれていた。備忘録として載せておく。

 

インベンション

1,4,3,8,10,15,13,14,6,7,9,11,5,12,2

 

シンフォニア

11,5,6,15,1,13,10,8,14,7,4,3,12,2,9

 

インベンションは他の人の難易度評価と大きく変わらないようだ。

シンフォニアは評価が難しいが、この順番で復習してみようと思う。

 

 将棋はごくたまに将棋ウォーズというアプリで指すのであるが、10分切れ負けや一手10秒以内のルールでは、正直、敏捷性を要求されて年寄りには辛い。二段に昇段したこともあるが、実力的には、やっと、初段で指せる位である。3分切れ負けでは1級である。(笑) 正直、20歳代後半から棋力はほとんど上達していない。将棋世界という雑誌の詰将棋サロンに挑戦していた時期もあるが、歳をとった今となっては、そんなことに時間を費やす余裕はない。いろいろな戦型を研究すれば、中盤までは何とかなるのだろうが、基本的には将棋は終盤力である。

 藤井聡太が昨日、永瀬王座を破り、8冠を獲得したが、第3戦・4戦とも終盤の逆転勝ちであった。永瀬王座が研究を重ねて終盤まで有利に戦っていたのだが、1手の悪手で逆転されてしまった。それが将棋の実力といえばそれまでなのだが、厳しいゲームである。娯楽でやるにはちょっと辛すぎる。しかし、将棋というゲームは終盤の逆転があるから面白い。

 そもそもAIの評価はコンピュータの視点からのものであって、コンピュータが考える最善手が、人間に思いつかなければ、AIの評価値は無いようなものである。AIの最善手と評価値を見て観戦するのは、答えを知っているクイズ番組を見るのに似た楽しみもあるが、その答えが難しすぎるかもしれず、話はなかなか複雑である。形勢60%といっても、次善手以降が40%以下で、最善手を思いつくのが極めて難しければ、実質は40%の形勢といってもいいであろう。だから、AIの評価値上では永瀬王座が逆転されたといっても、最善手を見つけるのが難しければ、人間の棋士にとっては逆転でも何でもない。

  藤井聡太が8冠を獲得してしまって、正直、将棋界がこのまま隆盛を保てるか心配である。素人の将棋ファンとしては、PCでAIソフトを動かして答えを見れば解決するので、自分が頑張って強くなろうという意欲がなくなってくる。AIソフトで勉強して強くなるのは、なんだか受験勉強のようで苦痛でもある。棋士の間でのAIソフトの研究はますます過熱していくであろうから、結局研究勝負、最後は終盤力ということになる。藤井聡太は確かに終盤力にずば抜けてはいるが、AIソフトに比べれば大したことはない。いくら計算が速くても、コンピュータには勝てない。藤井聡太の強さに飽きてしまったらどうなるんだろう。将棋界の先行きはそんなに明るくないと思う。

 

勢いで申し込んでしまっていたtopikⅡ受験の日となった。

 

初級終了程度の実力しかないのに、中級・上級対象の試験を申し込んだのは無謀ともいえるのだが、初級者対象のtopikⅠを受けても仕方がない。今日は悪天候だったが、遅れた交通機関を乗り継いで会場に到着。

12:30集合なのだが、交通機関が遅れて12:45になっていた。試験開始が13:00で、入室はその10分前までとなっていたので危ないところだった。受験料を7000円も払っているので、受験できないと打撃は大きい。

 

topikⅡでは、聞き取り60分、作文50分、読解70分に分かれ、それぞれ100点ずつ計300点満点である。120点以上とれば3級、150点以上で4級、190点以上で5級、230点以上で6級が認定される。韓国の大学では、topikⅡの資格を留学申請の条件としているところがあり、試験は写真つき身分証明書を提示するなど、かなり厳格に行われている。

 

周囲は若年の女性が多く、中年の女性もちらほら、男性は1つの教室に数名程度、もちろん、なおざうが最年長である。道楽で受けるにしても、ちょっと辛い試験ではある。

 

飯のタネの指定医や専門医をとるのではないから、準備はもちろん適当になってしまった。作文対策の本を3冊位買って、ぱらぱらと答えを読んだ程度。中級単語集にもざっと目を通したが、もちろん全部は覚えていない。あとは、油谷幸利先生の韓国語作文のスパルタ本、とても作文を数十問解く気力はないので、途中で挫折したが、解説は一応目を通した。

 

(最初は中級を買ったのだが、レベルが高すぎて、初級から買ってやり直し、上級も買ってしまった。初級の途中まで作文をやったが、あとは解説を読んだだけ。)

 

韓国語の勉強を開始したのが、3月になってからだから約4カ月、次の10月の試験にすべきだったと後悔する。

 

まず、聞き取り。全部で50問。最初は易しく、だんだんレベルの高い問題となる。10問位は楽だったが、その後の10問はちょっとわからない問題もあり、21番以降になると、2回問題文を読まれるのだが、内容は長いし、解答で選択する文章も長く読み切れず、歯が立たなくなって来る。

 

最初の10問で14/20点、次の10問で12/20点、その後の30問で、18/60点位かなあ。 40点強と予想。

 

次は最難関の書き取りである。試験時間が50分しかなく、最初は穴埋め2問×2(5×4=20点)でやりやすいが、次が資料の読み取り200‐300字(30点)、最後がテーマについて意見を述べる700字(50点)となっている。最後の問題に割ける30分程度では、日本語の700字だってできるかどうかわからないのに、韓国語700字なんて書けるわけがない。

資料の読み取りの200-300字の作文は、それでも内容を移してまとめるだけだから、これで点数を取らなければいけない。40分近くかけて、穴埋めと200-300字ちょっとの作文をやり、最後の問題は、白紙もくやしいので、3つほど文を書いて100程度を埋めた。

穴埋めと200-300字の作文計50点分で25点位とれたかな。最後で5点位とれるとうれしいのだが。  30点弱と予想。

 

その後、30分休憩して読解問題である。70分で50問。

最初は易しいのだが、だんだん長く難しくなっていく。当然、時間は不足する。65分経過して35問目までしかやっていない。最後の15問は、選択枝3を中心に適当に答えを選んだ。

実際に解いた35問は7割位取れて、50/70点 その後の15問は8/30点程度かな。 60点弱と予想。

 

以上をまとめると、130点位だろうか。ぎりぎりで3級に合格しているとうれしいのだが。

次、受けるとしたら来年だな。

 

大昔 TOEICを受けたことがあるが、それに匹敵する疲れ方であった。

 

 

 

 

 

 

今回はモーツアルトのピアノソナタと一部の変奏曲・幻想曲の難易度について記す。モーツアルトのピアノソナタは、不揃いでも音を並べるだけなら頑張れば何とかやれるので、今まで何曲か挑戦してきた。

 

難易度評価は以下の通り

 

①新訂 ピアノの学習 長岡敏夫 音楽之友社 1972年

(初級1‐上級5まで15段階)

②あるピアニストの一生

(1-28まで)

③ピアノレッスンのヒント

★1つ‐★6つまで、0.1単位で評価

④ヘンレ出版社の難易度表

(1-9まで)

 

①の評価 易しい順に記す

 

中2‐中3 K485(ロンドニ長調)

中3 K280、K282、K283、K309、K311、K330、K545

中3‐中4 K332、K265(きらきら星変奏曲)

中4 K570、K547a

中5 K279、K281、K333、K475(幻想曲)

上1 K284、K331、K457、K533/494、K573(デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲)

上2 K310 K576

 

長岡は、モーツアルトについては、中2-中3などと細かく難易度を評価しているのが興味深い。

全体として、中級の中から上級の初めという評価である。長岡は、チェルニーの練習曲については、30番が中1-中2、40番が中3‐中5と評価しているので、モーツアルトのソナタは、チェルニー40番と並行して弾いていくという位置づけなのだろう。K545を除けば、後期のソナタの方が難し目に評価されており、実際、筆者もまだ挑戦していない。K310は挑戦してみたいが、最も難しいという評価であり、まだ無理かな。

 

②の評価 これも易しい順に記す。

 

14 K545

15 K330

16 K280、K283、K397(幻想曲)、K485(ロンドニ長調)

17 K279、K282、K309、K332、K570、K265(きらきら星変奏曲)

18 K281、K311、K333

19 K331、K475

20 K457、K576、K573(デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲)

21 K284、K533/494

22 K310

 

ほぼ、①の評価と一致している。K310はやはり最難関である。ちなみに②の原作者である田所は、チェルニーの練習曲の難易度については、指定の6割くらいのテンポで弾いたとして、30番が11-15、40番が14-22と評価している。チェルニー40番の難易度が、丁度、モーツアルトのソナタの難易度と一致している。

 

③の評価

一部の曲の一部の楽章についての評価のみ掲載されている。

詳細は省略するが、★2.4‐★3.4までの難易度、つまり中級程度となっている。

 

例えばK545は、1楽章★3.0、3楽章★2.4

K310、1楽章★3.2

K311、1楽章★3.4

K331、3楽章★3.2となっている。

 

K310の1楽章がトルコ行進曲と同じ難易度とは思えないが、どうだろう。中級でも挑戦できるということかなあ。

 

 

④の評価

易しい順に記す

 

5(中級中) K280、K282、K283、K309、K545、K485(ロンドニ長調)、K265(きらきら星変奏曲)

 

6(中級上) K279、K281、K284、K311、K330、K331、K332、K333、K475/457、K570、K397(幻想曲)、K573(デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲)

 

7(上級下) K310、K533/494、K576

 

K330をやや難しいと評価しているが、①、②の評価と大体傾向は同じである。

 

筆者としては、あと20年も30年もピアノが弾けるわけではないので、チェルニー40番ではなく、モーツアルトのソナタを指の練習曲として利用していこうと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

バッハの鍵盤楽器曲の難易度、今回はフランス組曲、パルティータ、イギリス組曲、平均律について紹介する。イギリス組曲に今後挑戦できるかは疑問だが、部分的には弾いてみるかも知れない。

 

難易度評価は以下の通り

 

①新訂 ピアノの学習 長岡敏夫 音楽之友社 1972年

(初級1‐上級5まで15段階)

②あるピアニストの一生

(1-28まで)

③ピアノレッスンのヒント

★1つ‐★6つまで、0.1単位で評価

④ヘンレ出版社の難易度表

(1-9まで)

 

◎フランス組曲

①では中1ー中4と、比較的難易度の幅を大きく取っている。

 

各難易度の代表的な曲の中に、一部が挙げられている。

3番:中2

6番:中3

5番:中4

確かに5番のジーグは難しい。

中1の難易度で想定されているのは2番かな? もう少し難しいように思う。

大体、インベンションからシンフォニアの間という難易度評価である。

 

②では、

2番、3番、4番が難易度17

6番が難易度18

1番と5番が難易度19

それほど差をつけていない。シンフォニア並みの難易度評価である。

 

③は記載がない。

 

④では、5番が難易度6(中級上)、それ以外が難易度5(中級中)となっている。

シンフォニア並みかそれ以上の評価になっている。

 

技術的なことに加え、各楽章の性格を把握して芸術的に演奏するとなると、それなりに難しいということであろうか。

技術的には、難しい楽章を除けば、インベンションがある程度進んだレベルから挑戦できると思う。

 

◎パルティータ

①では、上1ー上4となっている。やはり難易度の幅は大きい。

具体的に挙げられている曲では、

1番:上1

2番:上2

 

②では、

1番:21

3番、5番:22

2番:23

6番:24

4番:25となっている。

 

パルティータは上級の曲で、比較的挑戦しやすいのは1番という位置づけである。2番もいつか挑戦したいのだが、なかなか手強そうだ。

 

③は記載なし。

④では、1番、3番、5番が難易度6(中級上)、2番、4番、6番が難易度7(上級下)となっている。前に紹介したように、ヘンレ出版社では、シンフォニアの大部分が難易度5の評価だから、やはりシンフォニアよりは少し難しいということになる。

 

◎イギリス組曲

①では、中4-上3となっている。

2番:上2

3番:上3

あとの曲は個別の難易度の記載がない。中級で挑戦できる曲があるの?

 

②では、

2番:難易度22

1番、4番:難易度23

3番、6番:難易度24

5番:難易度25

中級レベルではなかなか厳しいという評価である。

 

③は記載なし。

 

④では、

4番:難易度6(中級上)

それ以外:難易度7(上級下)となっている。

パルティータと同等以上の難しさとされている。

 

中級レベルでは難しい様だが、後で、2番と4番の楽譜はみてみようかな。

 

◎平均律

 

①では、前奏曲とフーガを併せた評価となっている。中-4から上−4と幅広い。

 

中-4:1巻2、5、6、21番 2巻12、15、24番

中-5:1巻10、11、13、15番 2巻6、7、10、19番

上-1:1巻7、9、17、19番 2巻1、2、11、21番

上-2:1巻1、14、16、18番 2巻3、14、16、18番

上-3:1巻3、8、22、23番 2巻4、5、8、20番

上-4:1巻4、12、20、24番 2巻9、13、17、22、23番

 

シンフォニアレベルから挑戦できる曲もあるが、難しい曲はとても難しいという評価である。

 

②でも前奏曲とフーガを併せた評価である。

 

難易度19:1巻10番、2巻6、15番

難易度20:1巻2、5、6、11、21番 2巻7、12、19、20番

難易度21:1巻9、13、17、22番 2巻1、2、21番

難易度22:1巻1、3、7、14、15、16、18、23番 2巻3、4、9、11、13、24番

難易度23:1巻12番 2巻5、10、16、17、18番

難易度24:1巻4、8、19番 2巻14、22、23番

難易度25:1巻20、24番 2巻8番

 

ほとんどの曲で①と評価は一致しているが、シンフォニアと比較すると①よりもやや難しいと評価している様である。

 

③前奏曲とフーガで分けて評価している。

1巻

1番前奏曲:★2

1番フーガ:★3.4

2番前奏曲:★2.6

2番フーガ:★3.4

6番前奏曲:★2.3

6番フーガ:★3.5

10番前奏曲:★3

10番フーガ:★3

21番前奏曲:★2.2

21番フーガ:★3.5

となっている。

難易度としてはシンフォニアレベルで挑戦できる曲を紹介しているが、1番のフーガだけはどうだろう。2番のフーガよりかなり難しいと思います。

 

④前奏曲とフーガを別々に評価している。

 

前奏曲

難易度2(初級中):1巻1

難易度4(中級下):1巻6、8、9、12、13、14、15、17、22、23  2巻12、

難易度5(中級中):1巻4、10、11、16、18、21、24 

 2巻1、2、3、6、7、9、14、15、16、17、20、22、24

 

難易度6(中級上):1巻2、3、5、7、19、20  2巻4、8、10、11、13、18、19、21、23

難易度7(上級下):2巻5

 

フーガ

難易度4(中級下):1巻10

難易度5(中級中):1巻2、5、6、11、13、14、17、18、21、22、23  2巻1、6、7、9、12、15、21

難易度6(中級上):1巻1、3、4、7、8、9、12、15、16、19  2巻2、3、5、11、18、20、24

難易度7(上級下):1巻20、24  2巻4、8、10、13、14、16、17、19、22、23

 

①、②に比べると、2巻の難易度を高く評価している。前奏曲とフーガを分けているので、これはこれで利用価値があるのかな。平均律は、少しずつ、難易度の低い前奏曲から挑戦していくのも良いと思う。

 

バッハの曲全体としては、

インベンション≦フランス組曲≦シンフォニア、平均律の易しい曲<パルティータ、イギリス組曲、平均律の難しい曲

ということになる。

 

当面はシンフォニアの復習と平均律の前奏曲をやるか。

 

 

 

 

 

 

 

前回、紹介したピアノ曲の難易度評価4つを利用しながら、ピアノ曲の難易度について、さらに検討する。筆者が練習した経験がある曲か、この先に挑戦する可能性がある曲だけですが。

 

難易度評価は以下の通り

 

①新訂 ピアノの学習 長岡敏夫 音楽之友社 1972年

(初級1‐上級5まで15段階)

②あるピアニストの一生

(1-28まで)

③ピアノレッスンのヒント

★1つ‐★6つまで、0.1単位で評価

④ヘンレ出版社の難易度表

(1-9まで)

 

まず、バッハから。

 

・インベンション(2声)

①では、各曲の細かい評価はなく、中1‐中2となっている。

②では、13‐16 (難易度13は1,4、難易度14は3,8,10,15、難易度15は6,7,9,13,14、難易度16は2,5,11,12)

③では★1.7‐2.3

最も平易なのは、3,4。難しいのは13。

④では、3(初級の上)-4(中級の下)

難易度3とされているのは、1,4,6、その他は難易度4

 

インベンションが中級前半程度の曲であることは、一致しているが、③、④では易しい曲は初級上と考え、②では難しい曲は中級中程度と考えている。指の回りだけで考えると、初級上と考えて良いのかもしれないが、各声部を独立させ、主旋律と対位旋律の強弱を考えて弾くとなると、中級の曲といえるだろう。個人的には、5,12,13は結構難しいと思う。ヘンレ出版社は6を初級上としているが、そんなに易しいとは思えない。

 

・シンフォニア(3声)

①では、各曲の細かい評価はやはりなく、中4‐中5となっている。

ちなみに、練習の順序の記載がある。順序が早いほうから記載する。

11,4,6,7,1,13,10,8,3,15,12,14,2,5,9

 

②では、17‐20(難易度17は1,5,6,11,15、難易度18は8,10,13,14、難易度19は2,3,4,7,12、難易度20は9)

③では★3.0‐3.7

最も平易なのは15、難しいのは2,7

④では、4(中級の下)‐5(中級の中)

難易度4とされているのは1,11、その他は難易度5

 

ヘンレ出版社の難易度を除けば、シンフォニアが中級後半の難易度であるという評価である。①、③ではインベンションとは難易度にギャップがある。確かに、3声を弾くのには、右手・左手の独立の他、各指の独立が求められるため、そういう評価には根拠がある。

ただ、シンフォニアでも、5,6,15などは比較的弾きやすいので、インベンションの難しい曲と、シンフォニアの平易な曲との間には、そこまでのギャップはないようにも感じる。

 

ヘンレ出版社の難易度は全く納得できない。インベンションとシンフォニアの曲の難易度が同じとは思えない。バッハの難易度に対する評価は甘めなのか。モーツアルトのピアノソナタKV545が難易度5、KV330が難易度6となっていることと比較すると、バランスを欠いているように思う。

 

バッハについては、フランス組曲や平均律につていも書きたいのだが、長くなってきたので、続きはまたにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実力もないくせに、ピアノ曲の難易度云々もないものだが、選曲の際の参考にすることは確かである。憧れの曲がどれ位か分かれば、励みになったり、あきらめがつくというものである。

まさか、自分がこれから、英雄ポロネーズや熱情ソナタを目標にしようなどとは思わない。そうはいっても、インベンションやソナチネを上手に弾いても満足はできないから、どれ位の曲を挑戦しようかという時の目安にはなる。

 

すでにかなり以前、このブログで難易度についてのサイトを紹介したので重複するが、ある程度自分でもレッスンで弾いてきたので、もう一度まとめてみたい。

 

私が時々参照している難易度のサイトや本は主に以下の4つである。

①新訂 ピアノの学習 長岡敏夫 音楽之友社 1972年

②あるピアニストの一生

 

 

③ピアノレッスンのヒント

 

 

 

④ヘンレ出版社の難易度表

 

 

 

①は古い本で、今では入手が困難なようだが、バロックから現在に至る多くのピアノ曲を、初級1−5、中級1−5、上級1−5の計15段階に分けて評価している画期的な本である。最近はこの本を見ることが多い。

 

②は田所政人氏が開設していたピアノ教材の研究サイトを、息子さんがリニューアルして公開しているもの。ネット上では結構有名。網羅的なので、よく利用している。1−28まで細かく評価。1-10位までが初級、11−20位までが中級、21以上が上級という感じである。

 

③は10数年前からあるサイトで、モーツアルト、ベートーベン、バッハ、ショパンなどで、一般の愛好家が弾けそうな曲を解説しているサイトである。★1つから6つ位までで難易度を評価しており、2未満が初級、4未満が中級、それ以上が上級という感じ。

 

④は、ヘンレ出版社の難易度表で、これも有名である。1−9まで9段階に評価している。

(1−3が初級、4−6が中級、7−9が上級)

 

さて、レッスンで弾いた曲の難易度が①-④でどう扱われているか紹介する。

1.クレメンティ ソナチネ op.36.6

①中−1(中級の1)

②12(1楽章) 11(2楽章)

④4

中級の初めの位置づけで一致している。

 

2.ベートーヴェン ピアノソナタ20番 op49.2

①中-1

②12

③★2

④3

ヘンレ出版社では、クレメンティのソナチネ6より優しいとしているが、弾いた実感は同じようなものかな。ただ、クレメンティの方が指の回りを少し要求されるかも知れない。

 

3.バッハ 小前奏曲 BWV935 

①中-1

②13

③★1.5

④3

先日、レッスンで弾いた曲.③、④では初級と評価しているが、1、2に比べて易しいとは思えなかった。やはり中級の初めのレベルだと思う。

 

4.モーツァルト ピアノソナタ K545

①中−3

②14

③★3(1楽章)★2.4(3楽章)

④5

初級者には憧れの曲で、私も下手くそなうちから練習したものだが、きちんと弾くには中級者の力が必要だという評価である。確かにそうである。

 

5.ショパン ワルツ op.69.2

①中-2〜3

②15

③★2.3

④4

ショパンのワルツの入門曲とされているが、K545と変わらない難しさだと思う。若干の評価のバラツキはあるが、ほぼ一致している。

 

続きは、次にブログで扱います。他に良い評価サイトがあればご紹介ください。①については入手が難しいので、難易度が知りたい曲がありましたら、コメントして下さい。