これは、数年前小樽のとあるホテルに彼氏と泊まりに行った時の話し。
そのホテルは、以前から幽霊が出ると有名なホテルでさ。
他の友達2人も、そこで幽霊を見てるし。
それを聞いてたので「あたしもみるかな・・・」なんて思ってたわけ。
でね、部屋に入っても嫌な気配はしない。
なんて言って、そもそも「あっ!この部屋になんかいる」って感じる方じゃないんだけどさ
そのホテルは、崖の上にあるというか、丘の上にあるホテルでさ。
客室露天風呂付の部屋に1泊。
お風呂から、小樽の海が綺麗に見える。
お風呂入りながら、ビール飲みながら、贅沢なひと時を・・・
食事はね、あたしはあまり「創作料理」って好きじゃいんだけど
そこは、創作フレンチでさ。。。
ん~~~あたし的には、イマイチでした
彼氏は、好き嫌いが激しいので、食べれるものが少なくて
料理残してばかりで、それより、売店で買ったししゃもの珍味が
「これうまい」っと、そればかり3袋くらい食べてたよ
で・・・その後、彼は爆睡
「せば。幽霊出るって聞いたけど、そんな気配もないし
あたしは会わないで済むんだな・・・」なんて思いながら
あたしも寝る事に。
しばらくしてから、廊下で誰かが話ししてる声で目が覚めた。
ふと時計を見たら、4時。
「誰だろ?こんな時間に」っと思ったが、
隣の部屋の人だろうと思い、また寝ようと思ったんだけど
その廊下での話し声が段々と大きくなってきてさ。
「あれ?なにかおかしい・・・」
その声は、大きくなるとともに、廊下というより
部屋の中・・・玄関先(内側)から聞こえる。
「てか、この声・・・うちの部屋の中でしてるじゃん!なんで?」
っと思った瞬間、体が金縛りに
その声は、玄関先から、移動して、寝室に入ってきた。。。
体は、動かないけど、目だけ開いててさ。
ふと見たら、男の人がなにやら話ししながら
あたしの寝てる横へ歩いてきた。
でもね、その言葉。日本語でも、英語でもない。
この世の言語とは、思えないような意味不明な言葉でね。
赤いタートルネックの長袖の服を着たその男。
ぎゃ~~~~!!!
今会社でこの話書いてたたら、後ろで物がなんか落ちた
でね・・・その男の顔を見たら・・・
目も鼻も口もない
のっぺらぼう
何かしゃべってたけど口がない。
そう!あたしの頭の中に直接テレパシーで話しかけてたわけ。
何語か知らないけどさ・・・
あたしは、必死に隣で爆睡してる彼氏を起こそうとしたんだけど
とにかく体が動かない。
声を出そうとしても出ない。。。
出るのは「う~う~」っと唸り声だけ。
でも、それにすら気がつかない奴
その男、あたしの左腕をつかんで引っ張った
「それに引きずられたら大変なことに」っと思い
心の中で必死にお経を唱えた。。。
てか、それ以外どーしていいかわからなかったので。
そしたら・・・その男は、消えた。
ガバっと起き上がって、爆睡して彼氏を殴って起こした
「ど~した?」っと寝ぼけて話す彼氏に
「あんたね!今あたし幽霊に腕引っ張られたんだから」っと激怒(笑)
状況を飲みこめてない彼氏(笑)
「まず寝ろ」っと言われたけど、寝れるかボケ
・・・まぁ~寝たけどさ(笑)
いやぁ~噂には聞いてたけど、最後の最後に自分も体験しちゃったよ
もうそのホテルには、泊まりたくないわ。
露天風呂からの眺めがよかっただけで
それ以外は、イマイチでした
いつぞや、専務のお客さんが来て、そのホテルの話しをしててさ。
「幽霊出るって噂あるんですよね」って言うから
思わず「あたしみましたよ」って自慢してみた(笑)
どこのホテルか知りたい人は、教えてあ・げ・る
本日2個目のお話でした