効能等追加情報~ジャイパーカ,セルセプト,ルマケラス
○ジャイパーカ錠50mg/100mg【変更内容】他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ 球性リンパ腫を含む) に対する効能等追加【効能・効果】〇他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫〇他のBTK阻害剤に抵抗性又は不耐容の再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)【用法・用量】通常、成人には200mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。※用法・用量は適応症で区別がないので、処方箋から適応症の判断はできません。○セルセプトカプセル250/懸濁用散31.8%【変更内容】難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合) に対する効能等追加【効能・効果】【用法・用量】〈腎移植〉〈心移植、肝移植、肺移植、膵移植における拒絶反応の抑制〉成人:通常、1回500~1,500mgを1日2回12時間毎に食後経口投与する。腎移植における拒絶反応の抑制:1日3,000mgを上限。※用量についてはまとめてあるので、詳細は添付文書を参照〈ループス腎炎〉成人:通常、1回250~1,000mgを1日2回12時間毎に食後経口投与する。1日3,000mgを上限。〈造血幹細胞移植における移植片対宿主病の抑制〉成人:通常、1回250~1,500mgを1日2回12時間毎に食後経口投与する。1日3,000mgを上限。〈全身性強皮症に伴う間質性肺疾患〉通常、1回250~1,000mgを1日2回12時間毎に食後経口投与する。1日3,000mgを上限。〈難治性のネフローゼ症候群〉通常、1回500~600mg/m2を1日2回12時間毎に食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,000mgを上限とする。※ネフローゼ症候群だけ体表面積での算出になっています。標準体型として体表面積1.73を使うと、500×1.73=865となります。他の疾患の用量の範囲内なので、体表面積が関係するからと言って、他の適応症と用量が大幅に変わることはなさそうです。適応症は患者さんに聞かないとわからないので、判断が微妙ですね。○ルマケラス錠120mg【変更内容】がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 に対する効能等追加 ,ベクティビックスとの併用療法【適応症】【用法・用量】○がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌通常、成人には960mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。○がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌パニツムマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人には960mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。※パニツムマブ(ベクティビックス点滴静注)と併用します。詳細は、添付文書等で必ず確認してください。