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こちらは小美玉市にある隠れ家ヨガ教室NaoYogaです。
今は来客時しか使用していない母家があり、そこの二間続きの和室でひっそりと隠れ家的な所でレッスンを開催しております。
「彼岸」は悟り(苦悩のない幸せな世界)の境地?
大袈裟で面倒くさいわたくしのおしゃべりの間へようこそ 笑
3/21.は春分の日、春のお彼岸でした。
毎年お彼岸にはお墓参りの行くという方も多いのではないでしょうか。
亡くなったご先祖様を敬いご供養する日、といった印象があるので仏教行事と思ってましたが、仏教発祥の地のインドにも他の仏教国にもない日本独自の風習ではないんですって!知ってました?
一般的な仏教の考え方と日本独自の風習が加わり「お彼岸にお墓参りをする」ようになったそうです。
言葉の由来
・ヨガでおなじみ古代インドの言葉であるサンスクリット語の
「パーラミタ―(波羅蜜多はらみた)」からきている
聞き覚えありません?
お経の一つ般若心経に「般若波羅蜜多」ってありますなー
般若は仏の知恵
波羅蜜多は完成
心は本質的なこと
「悟り」の世界に至るためのもっとも大切で本質的な智慧を授けてくれているものなのですね
ヨガは体を動かすことが注目されてしまいがちですが
「悟り」を「サマディ」と呼び
最終目的は
常に心穏やかな状態を保つこと
そのために自分自身を知り他のものと調和すること
それが幸せに生きることに繋がると言われています
おっと話がそれました
サンスクリット語の「パーラミタ―」
「パーラム」→「彼岸」
「イター」→「到る・渡る」
合わせて「パーラミター」
意味は“完成する・成就する”
煩悩や苦しみから解放されて“自由になる”
悟りの境地に行くことが「パーラミタ―」
「パーラミタ―」は漢訳されて
「到彼岸(とうひがん)」
此の迷いの岸である現実の世界から、悟りの岸である仏の世界へ到達すること
そして日本で「彼岸」となりました
彼岸の意味
仏教では
・「彼岸」はもともと仏教の言葉で、煩悩を脱した悟りの境地のことをさす(解脱ともいう)
・悟りの境地(極楽浄土)は西の彼方にあるとされている
三途の川を挟んで
私たちのいる、悩み・苦しみ、
煩悩に満ちたこの世を“こちらの岸”「此岸(しがん)」
その対岸“向こう岸”は、ご先祖様のいるあの世で
「彼岸」とよび
煩悩から解放された悟りの境地(極楽浄土)のことをさす
仏道では
西に沈む太陽を昼と夜の長さがちょうど同じになる日(春分の日や秋分の日)
真西に沈む太陽を拝むことは西にある極楽浄土(西方極楽浄土)に向かって拝むことなるといわれる
日本では
亡くなった人は極楽浄土に行くと考えられていたり、古くからの祖先崇拝や太陽信仰が根付いていたりしたことで
春分、秋分の日に極楽浄土にいる御先祖さまを敬いお墓参りをする風習ができたそうですよ
まとめ
・「彼岸」はサンスクリット語由来で
悟りの境地(幸せに生きるために)を指すもの
・お釈迦様は「彼岸に渡れ」と説いた
ヨガもお釈迦様も
「人は幸せになるために生まれてきた」
「人はどうしたら幸せになれるか」
がテーマになっています
悩み迷い苦しみから解放されるための方法を教えてくれています
お釈迦様はヨギー(ヨガをする人)であり哲学者であったともいわれているんですよ
そのお話しはまた今度
あ!もちろん私もお墓参り行ってきましたわよ
ヨガとお彼岸に繋がりを見つけて喜ぶ一介のヨギーニのたわいもないおしゃべりでした🧘🤭
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