こんばんは。春の生活習慣が崩壊し、夜型になってしまったので、朝型に戻そうと必死な林です(笑)



「足るを知る」  私の好きな言葉です。そういえば、二年前、ある講演会で初めて「利他主義」という単語を聞きました。


「利己主義」の反意語、「利他主義」。


私が学ぶ稲盛和夫さんが、しきりに「利他の心」を述べていて、自分のことばかり考える利己心がいかにダメかという話をしています。


私が稲盛さんの本を読み初めに出会った単語「足るを知る」です。利己を抑えるために「足る知る」。「もう、そんなに欲張らなくてもいいではないか」と自分に問う。すると、不思議。あれもほしい、これもほしい、がどんどん薄らいでいきます。


いま、生きている、生活している、妻がいる、子供がいる、親がいる、社員がいる、会社がある、みんな健康である、それだけで十分感謝に値する。


それ以上求めたら、欲望が膨らみすぎてしまう。すると、利己心でいっぱいになり、利他の心がなくなってしまう。という負の連鎖を生みます。


それでも、心がけても人間です。欲望はあります。でも、ほんのわずかでも「今で十分足りているではないか」と考えようとすることで、とても幸せになります。


私は、葬祭業です。仏教が非常に身近です。この「利他」とか「足るを知る」という考え方がすんなり入ったのは仏教の教えに触れる機会が多いからかもしれません。9月からいろいろ会社に動きをつけたり、自分の思うようにいかなかったりと足踏み状態が続きましたが、少し、深呼吸することができました。



社長になった初心である、「謙虚にして驕らず」、そして「足るをしる」。もういちど考えることで、自分の考え方、行動を見直す機会にしたいと思います。


ちょっと、固い話でしたね(笑)