ということで、読んだ本はこれからここに記録していこうと思います。何を読んで、何を面白いと思ったか忘れてしまうんで。



とりあえず今日からは「のぼうの城」を読みます。太田光の「マイベスト本!」という帯コピーに、購買スイッチ押されました。本売る秘訣は著名人のお墨付きをもらうこと、といっても過言ではない気がします。


 で、今日はまず最近読んだ本のことから。



●ゴールデンスランバー


フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

伊坂幸太郎。本人もあとがきで書いてるけど、いろんな疑問は全部解決しないままの終わり方なのが特徴。でもそれはそれでいいんだけど、ラストのコマが話はすごくいいと思うし感動的なんだけど、せつなすぎる。残酷。どうしようもない気持ちになってしまう本。





●坂の上の雲
フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

司馬遼太郎。竜馬伝ブームに流されて司馬遼太郎を読んでみようと思って買った本。日清~日露戦争の時代の日本を、俳人の正岡子規と日本軍の秋山兄弟を中心に描かれている。なんで弱小日本が大国ロシアと戦争しなければいけなかったかとか、日露戦争がいかに奇跡的な勝利だったかとかがわかる。でも一番面白いのは、日本軍の優秀な大将達の活躍っぷり。奇跡がなければ勝てなかったけれども、綿密な作戦があればこその勝利。主人公以外の登場人物のキャラクターもめっちゃかっこいい。





●不毛地帯


フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

山崎豊子。白い巨塔読んだことないけど、華麗なる一族と沈まぬ太陽よりも好き。

華麗なる一族は最終巻の裏表紙のあらすじ紹介で主人公が死ぬのをバラすし、沈まぬ太陽は希望が見えないまま終わっちゃうし、終わり方がスッキリするっていう意味でこの作品が好き。この人のは全部骨太な内容ですごい。JALがんばれ。






●字のない葉書(父の詫び状)


フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

向田邦子のエッセイのなかの一つ。普段は子供と妻に厳しくほとんど口も聞かないお父さんだけど、それでもやっぱり誰よりも我が子のことを心配してた、という話。有名な話だし読んだのもめちゃめちゃ前だけど、「どんな本が好き?」って聞かれたらこれを言ってやろうと思ったので記載。お父さんが向田さんを抱きしめるシーンは何回読んでも感動するぜ。





●ドラッガー「プロフェッショナルの条件」


フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

こういうのも読んでみた。自己マネジメントが主な内容だったけど、読んでから残業の嵐になった。僕がこれを実践するにはまだ経験値が足りない。





●真相


フォルテッシモ ~4畳半の彼方へ~

横山秀夫。短編集だけど全部すごい面白い。と言いつつ読んだのは2年くらい前で、内容は結構忘れちゃってるけど。。。でも「クライマーズ・ハイ」を読んだ後にこれを読んで、あぁこの人面白いわ!と思った気がする。人の心の弱いところ、影の部分をえぐってくるぜ。



以上。誰かに読んでほしいと思ったわけでもなく、本当に自分の記録用に書いたものだからすごく適当だけど、もし誰かこれを見てたら、ちょっと見てみてください。ドラッガーは任せますが。



ではとりあえず、今から「のぼう」です。