塩田知事が「林業大学の早期設立を検討」との報にふれた。今後の議論の行方が気になっていた矢先、垂水市議会で川越議員の質問に答える形で尾脇垂水市長が誘致に意欲を示された。

私も垂水市こそ森林大学校を設立するには最適の場所と考える。なぜなら垂水市は県のちょうど真ん中に位置し鹿児島市からも、大隅半島からの立地条件が良いだけではなく、市の面積の19%を占める鹿児島大学高隈演習林があり豊富な森林資源、教育施設、ノウハウがある。

 

多くの学生がこの演習林で林業実習をはじめ生態系、植物学等を学び、今や全国の大学から学生が集う場所となっており林業大学とも連携が取れ相乗効果が期待されるのが大きな理由である。

 

脱炭素、地球温暖化対策、国産材の消費拡大、森林教育は、林業従事者育成だけが目的ではなく、様々な諸課題を学ぶ上でも非常に大事なツールの一つとなりえる。

また垂水市大野原には私のは母校大野小中学校があり立派な校舎と体育館がある。

また大野原は桜島大正大噴火の際に避難、移住開拓してできた土地であり、他者を受け入れる風土もある。

 

また地域活性化の一助となりえる林業大学の垂水市への設立を強く望み、また機運を高めていきたい。