何冊もより、何度も | 宮崎直哉のブログ「子羊としての千年よりも、獅子としての一日」
31歳にでもなると、良くも悪くも自分が出来上がってくる。
そうすると自身を変えるような本に出会うことが少なくなると思う。
そういう時は、新しい本を何冊読むよりも、昔感銘を受けた同じ本を何度も読むほうがよっぽど良い。

それから、最近会社でもよく言っている「背表紙の効果」っていうのもあって、深く読んだ本であれば、背表紙を見ただけでその内容を一瞬で思い出すことができる。

これはものすごい脳のトレーニングになって、僕は思い出すたび本棚の背表紙に向かって知識の整理をする。
本棚一段分の背表紙を見るだけでびっしょり汗かくくらい疲れるけれど…。

大事な本は、Book Offに持っていくんじゃなくて、家の見える部分に置いておきましょう。
それだけで、ものすごい効果があるはず(実体験)。