島根r52~広島r114 | とある営業マンのブログ

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皆様の記憶から薄れてきた頃に、ついに来ました不定期更新。



久しぶりに時間があったので、酔った勢いで書いてます(*^^*)



わたしのことを覚えてくれている人が、少しだけいらっしゃったなら、それだけで幸せです。



























わたしは多分、広島、山口、愛知、静岡の4県ならば地図を見なくても、自由に走れる自信があります。
人生で関わっていた時代の差はあれども、だいたい覚えています。
他県でも、首都高とかの都市高速、高速道路、ましてや国道県道レベルの話をされても、ある程度は今でもなんとなくで、地図なしで目的地まで走れる自信があります。

まぁ十数年前までに培った趣味や仕事の中でだけで、バージョンアップはしていませんが笑











そんな啖呵(たんか)を切ったけど、




否定できない事実もあるよ。実は。




広島のお隣“島根県”は、そうも“自分の庭”のようには走れないという事実もある。



国道なら分かるが、枝分かれしている県道レベルまでは頭の地図には入っていない。



カーナビも20年前のものだし、いちいちアプリ開くのも面倒。




ホントによく迷う笑




未だに道を把握できていない。




未開拓のエリアが多い上に複雑。







どの道がどこに繋がるのか、よくわからない。




今回も迷った。



















でも、いわゆる帰巣本能というやつなのか、なんとなく広島に帰る方角はだいたい分かる。




今回はそんな中で、運命のような“再会”を果たした、とある県道の話。




ホントに偶然。




御承知の事とは思いますが、『県道=険道』というくくりのままですので、ご通行にはくれぐれもご注意下さい。




その時の話、久しぶりに書いていきます。










自宅に用意されている夕食のために、ひたすら帰巣本能だけを頼りに、(地理的に島根より広島が下にあるため)島根県道を南下していた時のこと、、、、、、









(ここ、交差点)



え?




あぁぁ..ここ、ここぉぉ、、









あの、、、イヤらしい意味で冗談で書いているんじゃありません。いや、確かに喘いでましたが、まさにそんな気分なんです。




ただ偶然に、ただの地方県道が交錯し、それが偶然にも、わたしにとっては以前に返り討ちにあった“思い出の場所”だっただけ..




その何気ない風景の傍らにある、








見よ、この称号の数々を。




美しい。見事。









しかも寂しくポツンと。




なんと神々しいことか。




完全に下界から見放された感のある県道と、優先県道との交差点のコラボ。




しかも、間違いなくそんな向きで立ってたら誰も読めない。




全てがポイント高い。感動してしまう。





まるで黄泉の国に誘われるようなたたずまいに、そりゃわたしは、喘いでしまいます笑







(↑通行止めだった頃の、いつぞやの写真)




今回は『通行止め看板』がありませんでした。




だって以前は冬季閉鎖とか関係なく通行止めで、期間外でも『セールスお断り』みたいな感じだったじゃんか??




これにはもう、どうしたらいいかと。




広島に帰らないと、、、という使命感は、吹っ飛びました。




かつて断念した険道との再会でした。












散ってこそ桜!行ってきます!("`д´)ゞ




桜はとっくに散りましたが、この日は令和元年の元日(5/1)でした。

















ここは島根県道52号線。




広島との県境に近い。










この時の気分をどう表現したらいいのか。




喜び?幸せ?不安?希望?、、、どんな言葉でもしっくりこない。




しっかり書きたいけど本当は、ハツタイケンヲスルトキノキブンダッタという形容が一番合致したりする笑














このときめくようなドキドキ感。





先の見えない不安と、未だ見ぬ景色への希望とが混沌とする第一歩。




毎回のことながら、慣れてくるもんじゃない。




相変わらずのシャコタンで突撃です。








て、いきなり出た(゚Д゚)!!




これ、一人だとホント笑えねぇんだよなぁ..




中国山地には、マジでクマいるし。









怯えている暇はない。




いざ行かん。









木立に薫る新緑の匂いも清々しい。








ただ、この県道の写真は、携帯に保存して終わりだったはず。









よくある険道風景だし。








最後に出会った風景さえなければ。










うお!?








藪の中に見えた先には、




蛇!?








これには驚いた、、、




見事なツタの枯れ具合です。












誰も気が付かない路傍の石や枯れ枝ですらも、全てが険道を彩る主人公です。









間伐とかで苔むしてはいないけど、これが「県の指定する主要地方道ですか?」と、答えが返ってくる訳でもないのに、わたしが県道の精霊となり自虐的に笑ったりする幸せ。




あぁそうさ、これでも県道さ..と。









ギャップが、やはりわたしにはたまりません。












カーブミラーですら、対向車なんて来るはずないのに、今も永遠に鏡の世界を映している、、、なんて考えたら、いとおしく思えませんか?笑









険道には、こんな意味不明なカーブがあったりします。




でもね、普段なら全てを包み込んで、これで終わりにするところですけど、




でもね、















あれ??県道の番号が変わる!?




そこには何があるのだ!?




強烈な期待を抱き、その境へと進みます。
























そんな疑問を考えながら走る島根r52。









ぐにゃぐにゃに曲がったガードレール。









猛者を助けたんじゃない、これは豪雪を経験した勲章だろう。




さて、いよいよ、、、








ついにその“境”へと。










いつの間にか、広葉樹から針葉樹へ。




標高もだいぶ高くなった。









あ、







さあ広島県に入るよー。




実は島根県と広島県の県境だったようで、そこで番号が変わるみたいでした。




うーん、、、普段なら越境しても番号は一緒のはずなんだが....な?なんて考えながら。




でも、次の瞬間、、、











そんな疑問は露と消えました。














その先に広がる世界を、本当に見てほしい。




あなたの目で。




そして、あの小屋から世界を眺めてほしい。




360度見渡せるあそこで。




そこからの景色を。




自分の存在が、こんなに小さく思えたのは初めてだった。ホントに。




こんな贅沢ができる大自然を背に受けながら、ご飯を食べたり寝転んだり叫んだり、心から全てを解放できる場所を、わたしは他には知らない。




今でも、もう一度訪れたいと、本当に恋焦がれる場所になりました。




その時には、家族とお弁当を持って。




次回、そこからの景色、お届けします。




お酒もなくなったし、そろそろ寝ますね。




ではまた。