10年近くぶりにブログを更新しようと思いました。
その中で、学生or/and新人の頃と社会に出て10年経った今の考え方の違いをお伝えできればと思います。
(知りたい人がどれだけいるか分かりませんがw)
1発目として企業同士の「持株」についてです。
2010年ごろの僕の考え方は以下の通りでした。
・企業にとって株式の持ち合いは必要不可欠。
・キャッシュがあるのであれば、どんどん持ち合いをすべき。
・評価損などもあるが、資産であることには変わらない。
10年経った今、当時の僕に伝えるとすると、
おまえ、つまんねぇーやつ
というような感じです。
つまり、まったく考え方が違いますw
そもそも、持ち合いをしないと取引できない(売れない)製品・サービスは、ヨノナカに不要なものです。
その意味で、ここ数年と金融機関をはじめとし、政策株式をどんどん売却していますが、真っ当なことだと思います。
金融機関が株を持っているから、企業がその金融機関からお金を借りる、幹事会社を任せる、などは少し古い考え方だと思います。
もちろん良い面もあると思います。と言いますのも、判断軸が「楽」になるからです。
ただし、そこに無駄なコストをかける必要があるのかということは非常に疑問を抱きます。
また、コストという点でいきますと、自社製品やサービスの安定供給のために株を持つのであれば、より素晴らしい製品・サービスを供給するためにコストを費やした方が良いかと思います。
例えば、昨今DXが叫ばれていますが、そういったスタートアップに投資することで、より自社製品・サービスの付加価値向上、その結果として取引先が喜んでもらえると考えられる分野に投資すべきと思います。
最後に最も考え方が変わったなーと思うのは、単純に持株って、
つまんねーじゃん
というように思っているところです。
株の持ち合いをしないと信頼関係が築けない(アライアンスなど)、前向きというよりもどちらかと言えば後ろ向きな旧来的な発想で、単純につまらんなーと思います。
そして、つまらん人間だったのだなぁと10年前の僕を振り返りました。笑
【参考:10年前に書いたブログ「株とか株とか」】