こんにちは!
栄養学が大好きな筋トレ研究家、ナオヤです。
トレーニーに欠かせない「テストステロンブースター」
テストステロンは男性ホルモンの一種で筋肉量や筋力、骨格の成長、脂肪燃焼、性欲など男性の身体や精神にさまざまな影響を及ぼす重要なホルモンです。
そんな重要なテストステロンを増やすのがテストステロンブースターです。読んで字の如くですね。
テストステロンブースターには、さまざまな成分が配合されています。中でも最近多くのトレーニーから注目されているのが、「テスノア」と「テストフェン」だと思います。
僕の周辺でも毎回議論になります。どちらもテストステロンを高める研究データがあるため、どちらが良いのかは正直パッとはわかりません。
そこで今回の記事ではテスノアとテストフェンの違いを徹底比較しました。どちらの方がテストステロンブースターとして優れているのかを明らかにしたいと思います!
全トレーニーにとって有益な情報(なはず)なので、ぜひ参考にしてください。
【いきなり結論】テスノア&テストフェンの併用が最強
テストステロンブースターとして、「テスノア」と「テストフェン」はどちらも人気のサプリメントです。
どちらも臨床試験で効果が実証されており、安全性は高いです。
では、どちらがより効果的なのか?
いきなり結論からお話すると、テスノアとテストフェンの併用が最強だと考えます!
なぜなら、両方のサプリメントにはそれぞれ異なる特徴があり、それらが相乗効果をもたらすため。その結果、さらにテストステロンを高めるられる(はず)だからです。
でもどちらも臨床試験がしっかりと行われている規格化成分で、決して安くはありません。
現実的にはどちらか選ばなけれぶ必要がある方が多いはず。
どちらを選ぶにしても、まずは両方の成分や効果をしっかりと理解しておくことが大切です。
テスノアとテストフェンのそれぞれの特徴をちょっとだけ詳しく解説します。
テスノアとテストフェンを少しご紹介
それぞれをすこーしだけ詳しく説明します!
テスノア:ザクロとカカオのミックス
まずは「テスノア」。ザクロとカカオの抽出物からなる、男性ホルモンテストステロンの生成を促す成分です。
原料はザクロとカカオ。ザクロのプニカラギンとカカオのテオブロミンという2つの有効成分が決まった分量で含まれるように規格化されています。
プニカラギンはテストステロンの合成に関与する酵素の活性を高め、テストステロンの産出量を増やしてくれる有効物質。もう一つのテオブロミンはカフェインに似た成分で、テストステロン分泌の促進だけでなく血行促進作用があるんです。
テスノアにはテストステロン向上以外にも
- 筋肉量の増加
- 性機能の向上(勃起力や性欲の増加)
- 骨密度の維持
- 更年期症状の改善
の効果が期待できるんです。
テストフェン:インドカレーのスパイス由来
もう一つの成分「テストフェン」。インド原産の植物「フェヌグリーク(コロハ種子)」から抽出された成分です。ちなみにフェヌグリークはインドカレーにも使われるスパイスなので、テストフェンも独特の香りを放ちます。
有効成分はフェヌサイド。ご多分に漏れずテストステロンを増やす働きがあると研究でも認められています。
メカニズムはテストステロン合成に不可欠な酵素『アロゲナーゼ』の活性化。また、抗酸化作用もあるのでテストステロンの分泌増加だけじゃなくて、分解抑制作用も確認されているんです。
ちなみに、被験者が感じた効果効能としては
- 筋肉量の増加
- 脂肪量の減少
- 性機能の改善
があります。
どうしてもどっちかしか…!という人のために優劣つけてみた
で…。
結局気になるのは、どっちが良いのか?ですよね。
正直、総合力だけだと優劣は付けにくい…。なので、要素別で優劣をつけてみました!
テストステロンが高くなるのは…?⇒テスノア
テストステロンが高くなるのは「テスノア」です。
データで比較してみます。
遊離テストステロンを25.3%高めています。
年齢によるテストステロンの低下が毎年1%〜1.5%と言われていますので、25.3%というと約20年分くらいは若返る可能性があるんです。
さて、テストフェンも見てみましょう。
こっちはなんと2倍!(驚愕)
え、テストフェンの方がすごくない…?
そう思った方、いらっしゃいますよね。正直に手を上げてください。私も最初はそう思いました。
でもね、数字のマジックに騙されていますよ。
プラセボとの違いを見てください。
テストフェンはプラセボも大きく改善しています。以下のように最終的には10%ちょっとの違いしか発生していません。
- テストフェン:35.29
- プラセボ:31.70
一方で、テスノアは400mgの摂取だと25.3%。プラセボだと3.16%の改善です。つまりテスノア摂取とプラセボだと、単純計算でも20%以上も実際に飲んだ被験者の方がテストステロンが高くなっているわけです。(25.3% vs 3.16%)
成分の力強さはプラセボ群との比較が最もわかりやすいです。テストフェンとテスノアを比較するとまずこの点が大きく違います。
また、臨床試験の期間も要チェック。
テストフェンは10週間、テスノアは56日間と日数もテスノアの方が少ないんです。
もう少し長い間テスノアを摂取させたら、もっとテストステロン量が増大した可能性は十分に考えられますよね。
以上のデータから、恐らくテスノアの方がテストステロンを高める効果は高いと僕は考えています。
少ない成分量で効果が期待できるのは?⇒テスノア
少ない成分量で効果が期待できるのはどちらでしょうか?
結論、テスノアの方が少量で効果を感じられる可能性は高い!
原料メーカーのサイトによると、テストフェンの有効性が期待できる推奨量は450mg〜600mgとされていました。[参照]
一方でテスノアの推奨量は200mg〜400mg。[参照]
明らかに少ないのが分かりますよね。
少ない量で十分に効果が期待できるのは”作用の強さ”の証でもあります。
テストフェンよりも少ない日数かつ少量で効果を発揮するとなると・・・やはりテスノアの方が強い気がしてなりません!
飲みやすいのは?⇒テスノア
飲みやすさもテスノアの方が優れていると思います!
そもそもテスノアの方が少ない摂取量で良いので、当然カプセルも小さく粒数も少ない。
さらに圧倒的な違いを生み出すのが風味!
テストフェンはカレーのスパイスにも用いられるフェヌグリーク種子が原料。
なのでめちゃくちゃ独特なスパイシーな香りがするんです・・!
一方でザクロとカカオを原料とするテスノアのカプセルは全くの無味無臭。
口に入れても刺激はなくサクっと飲めちゃうわけです!
サプリメントに飲み慣れていないって人にはテスノアの方がオススメだと言えるでしょう。
日本国内での希少性は?
ではテストフェンとテスノアはどっちが希少なのでしょうか?
・・・これもテスノアに軍配が上がります!
どちらも海外製の原料であり、そもそも入手困難であるのは間違いありません。
しかしテスノアは開発間もないこともあって配合しているサプリメントが極端に少ないんです・・!
私が調べる限りでは日本国内では「アナボリックピュアRTB」にしか使われていません。
マジでどれだけ探してもテスノアを採用したサプリメントが見つからないんですよ。
普通にナイトプロテインが独占契約結んでいるって可能性もあるぞ。笑
一方で、テストフェンは複数のブランドで取り扱いがあります。ナイトプロテインでもテストコアNO3に含まれていますよね。
って感じで、日本国内での取り扱い状況を見る限りだとテスノアの方が希少性が高いといえるでしょう!
ナオヤの個人的なおすすめは?
最後に「僕個人のおすすめ」について。
実は「どっちのテストステロンブースターがおすすめ?」と聞かれるたびに僕は頭を悩ませるんです(汗)
なぜなら、僕自身テストフェンもテスノアも両方使っていてどちらの良さも分かっているから…
個人的にはテストフェンのあの香りは好きなんです。
やる気になるし、グワッと来る感じもわかるし、なんなら飲んだあとのゲップの臭さすら愛おしいと思うこともあるくらい嫌いではない!←でもクサいのは間違いない(笑)
ただ、僕も体感という観点だと正直テスノアの方が強い気がしています。
また、やはり記事の冒頭でも解説した臨床試験からも分かるように、テスノアの方がいい結果が出ているのもあるかもしれない…
こういった観点からも、「どちらか」という前提であれば、テスノアを押していきたいと考えています!
まとめ:理想は両方摂取!でも片方ならテスノア推し
さて、テスノアとテストフェンを徹底比較してきました!
冒頭でもお伝えしたとおり、テストステロンを最大化させるなら「テスノア」と「テストフェン」をの併用が理想的。
それぞれ異なる特徴があり相乗効果をもたらすことでテストステロンを高めること想定されるからです。
とはいえ、どちらも決して安くはないので、どちらかしか選べない・・・なんて方も多いでしょう。
だったらテスノアです!!
臨床データも優秀ですし、何よりもサプリメントとして飲みやすいのは初心者の人にとっても大きなメリットでしょう。
ぜひテスノア配合サプリメントを試してみてください!