今年の

LOOKのオーバーホール

遅くなりましたが

やっと開始です。



車体自体がまだ汚いままですが

まず最初に

かなり気になってた

BBが使えるかどうかを

見ていきます。


こいつ次第ではやることと

手順が変わってくるので。


まず
これ見てください。

わかりますか?
止まる寸前にビダっと止まりますよね。
スムーズに流れるように止まらないんです。
これ明らかな油ぎれです。


クランクをはずすと
WISHBONEのセラミックBBです。
これもフレームを購入したショップが
親切にプレゼントしてくれたものなので
つけていました。

HUEZのBBはBB86です。
BBは自分で好きなものを選定するのではなく
フレームの仕様によります。



ウイッシュボーンは
このキャップがついているので
これを外さないとベアリングに
アクセスできません。


こういうときは
こいつの出番
BB外し工具
こいつで叩いてやると


ドライブ側はきれいにキャップが
外れました。

しかし
キャップの中まで汚いですね(汗)


んで
この調子でと
反ドライブ側を叩くと
ベアリングごと抜けました(笑)

ベアリングの収まり部分も
隙間腐食おきてる。

外してみると
もはや
逝ってるんじゃないか?と
思うぐらいの汚さです。


とりあえず
外観だけは
綺麗にしてみました。


でも手で動かすと
わかります?
カクカクしてますよね(汗)



ここで少し豆知識
シールドベアリングって
基本的にメンテナンスフリーとされています。
モロ出しのベアリングと違い
シールドにてボール部分を密閉することにより
油の流出やダストの混入をなくすためです。

ですがやはり
機械品なので劣化はします。
ロジックとしては
グリスの高温による劣化や
ボールの磨耗による鉄粉混入による劣化
なので
メンテはフリーですが
定期的な交換は必要なんです。



シール部分を
外すのには
こいつを使います。
イベントに参加する度増えていく
安全ピンです(笑)




こんな感じで
隙間からさしていくと
無理なく外せます。


バラすとこんな感じ。



ガイドがあり
ボールが均一に入ってますね。




反対側は
ガイドしか見えなくて
ボールは出ていない状態です。



書くの疲れてきたので
次回に続く(笑)