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まずは3-2のみんなありがとう
ぼくほ正直なところ
1学期の始めごろは
すこし不安でした
今だから分かる
みんなのいいところを知らなかったのと
恥ずかしがりやが多くて
内側の優しさを表に出せない人が
たくさんいたからです
ただ自然の家がキッカケで
みんなが自分らしさを出せるようになってからは
一人一人の暖かさを
感じられるようになりました
6月に大西静香先生がきてくれて
少しの間だったけど
一緒に過ごしました
お別れのとき
誰にも言わなかったけど泣きそうでした
すごく楽しかったからです
そして2学期の最初
ぼくは個人的な理由で
学校に行きたくない時期でした
そんな中でも元気の無いぼくに
声をかけてくれる人がたくさんいて
立ち直ることができました
本当にありがとう
そして体育祭
応援合戦のことで
里奈なガチでもめました
今となっては
里奈の言うとおりにして
よかったなぁって思ってます
ムカデや全員リレーでも
本当にみんなが頑張ってくれたおかげで
競技得点賞をもらえました
合唱コンクールでは
バスパートが一生懸命練習してくれて
感動しました
最初に泣き出してしまった俺ですが
あの涙は負けた悔し涙と
やりきった嬉し涙の半分半分です
走る川難しかったなぁ
最高の合唱ありがとう
鷲羽山ハイランドでは
最後の遠足でみんな
はっちゃけて楽しかったです
真平とのあの写真が撮られてるとはw
書き続けてたら
もう3学期です
1月の中頃に
俺のばぁちゃんが死にました
8年間病気と闘いながら
俺のことを母の代わりに育ててくれたばぁちゃんでした
学校に行くと楽しくて
ばぁちゃんがいなくなって寂しいことも
忘れることができました
このころにはクラスメートや
部活の仲間は
僕にとって家族みたいなものに
なっていたような気がします
受検の時期になると
進路のことで
ぼくはたくさんの涙を流しました
友達と学校が離れてしまうのが
寂しくて寂しくて
受け入れられませんでした
9年間ずっと大親友の浩樹が
別の高校に行ってしまうなど
今までのぼくにとっては
考えられないようなことがたくさんありました
ただそれも友達や時間のおかげで
乗り越えることができました
そして今日の卒業です
今かよありがとう
俺は3-2にたくさんのものを
もらいました
このクラスでホントにホントによかった
みんなに会えてよかった
言い切れないくらいの よかった
が僕の心の中にあります
僕の家族3-2のみんなありがとう
野球部のみんなありがとう
俺が部活で一番心に残っているのは
14連敗からの公式戦での勝利でした
試合に勝ってあんなに嬉しかったことはありません
人生初の嬉し涙でした
1年のころから思い返すと
とてもたくさんの衝突や絶望を
乗り越えてきたと思います
陸上部よりも
ダッシュや外周のメニューが多くて
なかなかボールをさわらせてもらえず
悔しい思いをしてきたのを覚えています
先輩とも何度もぶつかってきて
何度もやめようと思うことがありました
そのたびに支えあってきたからこそ
芯の強いチームができたんだと思います
市総体では土居中との
決勝を意地で勝ったのを覚えています
きっともう一度試合をしたら
みんな勝てる気がしないと思います
やはり勝てたのは
みんなの野球にかける思いと
全国だろうが世界だろうが
ナンバーワンのチームワークのおかげだと思います
県総体での
巧の悔し涙は絶対に忘れません
あいつは誰よりも大舞台で力を発揮する男だと思います
その巧が打てなかったのだから
チームの誰が出ても打てなかったと思います
努力したやつが打ち取られたのだから
みんな納得だと思います
最後のNTTの県大会では
僕が最後の打者になってしまいました
そのことを今は誇りに思える自分がいます
この野球部の最後の打者になれたのだから
光栄なことに思います
試合終って泣いてたときに
みんな優しく声かけてくれて
ありがとう
プライベートでも仲が良くて
俺はこのチームが大スキです
高校でもみんなで一緒に野球がしたいけど
そればっかりは叶わない夢なので
次のOB戦を東中野球部最後の試合を
みんなで楽しみましょう
野球部のみんな
俺にたくさんの感動をありがとう
俺に生きがいをありがとう
みんなホンマにありがとう
俺が今日をこんなに幸せに思えたのは
みなさんのおかげです
これからは少しでも
みんなの幸せの力になれるように
俺も頑張ります
みんなありがとう