夏空ですねぇ。
まだ微妙に梅雨の名残があるようで、ちょっと雲が多めですが。
私の農地は、普段は原則「無灌水」なんですが。
さすがに「梅雨明け~8月中旬まで」は、無灌水だと土がカラカラに乾いて、野菜が枯れてしまう。
梅雨入り前に全開にしておいた、農地の排水口を閉じました。
写真は、私が増設した排水口
農地に元々ある排水口だけでは、大雨時に排水し切れなくて畑が水没するので、畦を掘ってパイプを埋めてあります。
普段はほぼ一年中開けてあるのですが、フタをしました。
続いて、用水路からの取水口の準備。
写真、右上の水色線が(草に覆われて見えませんが)用水路です。急斜面を滝のように流れ落ちてくる。
水色点線が、私の農地への水の取り込み径路。地面の下にパイプが通っています。
まず、草刈り。
農地の外(防獣メッシュ柵の外)は、草ボーボーだったので。草刈りをしないと、用水路にたどり着けません。
次に、農地内の水の流れる径路を変える。
ピンク矢印の方向、普段は(大雨で農地が水没しないように)排水口へ直接水が流れるように溝が切ってあります。
ここに土嚢を積んで、水が排水口の方へ行かないように堰き止める。
水色方向に水が流れて、農地全体に水が回るようにします。
畝間灌水です。
今日は、畝間灌水の「試運転」。
2時間くらいで、農地の半分くらいに水が入りました。
農地全体に灌水するには、(梅雨明け直後の)今の水量で半日以上かかります。
8月になって用水路の水が減ってくる(用水路そのものが涸れ無くても、上流の農家さんが水を取ると水量がガクンと減る)と、早朝から夕方までかかっても、農地全体に水が回らなくなるんですよねぇ
水取りは「早いもの勝ち」なので。
8月になると
「畝間にまだ水が残っているけど、用水路に水があるうちに、とりあえず入れておこう」
みたいな感じで(本当に水が欲しくなってからでは、間に合わない)