晴れの日は、暑いですね~。
農作業をしているとフラフラになりそうです
(昨日の作業です)
いつから始めようか、迷っていた下志和地青ナスの定植。
天気予報では今後「最低気温が10℃以下になる」ことはなさそうなので...
定植を始めます。
現在、本葉「4葉」です。
普通、ナスの定植適期は「開花直前の苗(9~10葉)」とされていますが。
私は、昨年まで「5~6葉」で定植してきました。
例えて言うなら
「開花直前(9~10葉)」が高校卒業程度だとしたら...
「5~6葉」は中学生、「4葉」は小学生
みたいな感じ?
水色線が、昨年のナス(抜かずに放置して枯れたナスと、混植していたニラが残っています)
ピンク丸が、今年定植する場所。昨年のナスの株間です。
数日前に、定植予定場所(ピンク丸)と片側の畝肩だけ、チップソーで草刈りしてあります。
作業の手順は
①(水色線) 混植に使う「昨年のニラ」を掘り上げる。
②(ピンク丸) 植穴を大きい目に空ける。
③少量の発酵鶏糞を入れて、灌水。
④植穴にニラを植える。
⑤少量の土を入れてから、ナス苗を植える。
これで終わりじゃないですよ~。定植後の作業があります。
⑥ニラを株元から切り取る。
⑦仮支柱として、Uピンを斜めに挿す。
(大きい苗だったら普通の支柱を挿すんですが、苗が極小なので)
⑧アナグマ除けに、黒バンを付けたUピンを株際に挿す。
↓完成後に記念撮影。
わずか16株を植えるのに、2時間弱かかります。
毎年耕耘して新しく立てたフカフカの畝だったら、2時間もあれば100株以上定植できると思いますが。
不耕起草生で、しかも昨年のニラを掘り上げて再利用。地中には草の根が大量にあって、とても時間がかかるんです。
今日は、ひと畝だけで終わり(目標はあと7畝)
🍆
でも、「4葉」苗って、ホントに小さい。
可愛い子には旅を...
小学生の子どもを山村留学に出す親のような気持ち、不安でいっぱいです。
定植はボチボチ、「6葉」までに全部終えればいいかな、と思っています。
🦡🦡🦡
獣対策について。
ナス苗を植えると、毎年、アナグマが掘り返しに来るんですよね~。
アナグマは、ナスが目当てなのではなく、土の中にいるミミズを食べたくて、掘るんですが。
ナス苗の苗際を掘られると、ナスが枯れてしまう。
↓だから、3本のUピンとニラで苗の四方を囲んで、がっちりガードするんです。
あと、もう一つ不安要素があるんですが🦌🐭
この畝、モグラトンネルがものすごく多い(モグラもミミズが主食なので、ミミズが多いということですね)
地中に空洞があると水はけが良すぎて、晴天が続くと苗が枯れる。
もちろん、ナス苗を定植する周りのトンネルは、定植前に全部踏みつぶしましたが。
定植後にも、新たにモグラがトンネルを掘る可能性が高いので...苗の直下を掘られたら、枯れてしまう。
ナス苗を食べる訳ではないので、アナグマもモグラも「害獣」とは思っていないんですけどね。
苗が大きく成長した後は、全く心配は無いので。
ナス苗を食べる可能性がある獣は、シカくらいかな?
(冬に防シカ対策をしたので、当分の間は入られないと思うケド)
ヌートリアはたぶん食べない。ヌートリアって、食の好みが人間に近いので...人間が「美味しい」と思う作物が食べられる。ナスの葉は、たぶん美味しくないでしょう?
(シシトウの葉は食べる人もいますが)