私の野菜栽培は、原則「無肥料」なんですが。
過去の経験で、何度やっても無肥料ではうまくいかない野菜もあって。
キャベツとハクサイは全く結球しない、タマネギは極小、等。
で、今日は晩生タマネギの追肥をしました。
私が使う肥料は発酵鶏糞、HC「k」のもの。私の農地の「裏山の反対側」で養鶏をしている所が作っているものです。
鶏糞にしては、随分黒っぽいですね。
実は、鶏糞に約2~3倍量の「畑の土」を混ぜてあります。
↓あらかじめ取っておいた畑の土
...って、実は、鍬やスコップに付着した土を削り取って貯めてあるだけですが
時々、少量の水を振りかけて混ぜ混ぜ。雑草が発芽してきたら、抜き取ります。
こうやって雑草の種を減らしておいて...発酵鶏糞と混ぜてから追肥するんです。
育苗にも、この土を混ぜます。
夏の果菜類は、200穴トレイで発芽~子葉が開くまでは「市販の(有機肥料入り)培養土」100%ですが。その後、ポットに移植するときには、市販の培養土に畑の土を混合したものを使います。
なぜこんなことをするかというと...
不耕起草生栽培では、追肥した肥料を土に混ぜ込むのがメンドクサイからです。耕起栽培と違って、土中は雑草や前作の根がいっぱい。混ぜ込むのが難しい。
「土の表面に置くだけ」で済ませたい。
じゃあ、あらかじめ取っておいた畑の土の混ぜてから撒けば、「置くだけ」で土に混ぜ込んだのと同じことじゃないか、という理屈。
何せ、ズボラ農法ですから。楽することしか考えてない
↓晩生タマネギの株間に、テキトーに「土混合した鶏糞」をバラマキ
土の上に載せると、やっぱり土の色とはちょっと違いますねぇ。
上の写真の左奥、ちょっとだけ写っているのは、早生タマネギ。こちらは2月初めの追肥が最終、今回は追肥しません。
↓4月末に収穫予定の早生タマネギ
晩生タマネギよりも、雑草が多いなって?...
早生タマネギは夏雑草が大きくなる前に収穫期を迎えるので、雑草は抜かずに放置。
晩生タマネギは、収穫期6月まで雑草を放置しておくと、雑草ボーボーになってしまうので...夏雑草の新芽をしっかり取り除いておきました。
それでも、6月になったら、雑草をかき分けてタマネギを「探しながら収穫」することになるのですが