今年の大豆栽培は、惨憺たる結果
あまりにも酷いので、皆さんには公表せずに、証拠隠滅・隠蔽しようかと迷ったのですが...
「『小豆の栽培記録』があるのに、なぜ『大豆の栽培記録』がないのか」と糾弾されると困るので、勇気を奮って公表します
(自意識過剰? 誰も気にしていない?)
昨年までの大豆栽培は3品種でしたが、今年は「サチユタカ」と「丹波黒大豆」の2品種にしました。
昨年までは「あきまろ」も栽培していたが、今年は止めました。毎年「サチユタカ」の方が多収で、「あきまろ」はイマイチだったから...
その1は白大豆「サチユタカ」、その2は「丹波黒大豆」
2023年栽培記録 ⑱大豆(その1)
大豆はすべて無肥料栽培(自然農法)。栽培中の世話は、条間の草刈りだけ。
【品種】サチユタカ[自家採種]
★播種1回目
6/23 直播き3粒、株間20×100cm
↓(10/12撮影) 少し葉が黄色いのが大豆「サチユタカ」、緑色が濃いのは条間の雑草。ちょっと雑草の方が勝ってますねぇ。8月にあと一回だけ条間の草刈りを増やした方が良かったかも。
11/1 収穫始め
↓(11/1撮影)
11/15 収穫終了
【評価】E
実入り少ない。しかも、A(出荷)品質がほとんど無い。
見かけ上は生育良好だったのだが。実の肥大期に降水量が少なく、実の成熟乾燥期に降水量が多かったのが原因か。
★播種2回目
7/4 直播き3粒、株間20×100cm
11/1 収穫
【評価】E↓(E未満)
実入りほとんど無し
(莢は着いているが、ペラペラで「中実」が無い)
収穫前から、一見して「こりゃ、ダメだ」という状態。
着蕾時期にシカが侵入して、大半の葉を食べられた。その後、新葉が出てなんとか開花・着莢したが...さらに、秋になって獣(シカ? ウリ坊?)に茎を倒されて株元で茎が折れ、実が成熟する前に枯れた株が多い。
まとめ
信じられない、超大凶作
2回合わせて、全収量(A~C品質)がたったの0.7kg
※A:出荷・種用 B:自家消費用 C:ニワトリ飼料用
↓(11/27撮影)調整中のサチユタカ、大半がC品質未満(廃棄)
昨年はA12.2kg、B1.4kg(Cは計量せず)だったので...昨年の約20分の1
昨年の「サチユタカ」の調整には約1ヶ月かかったのに...今年はわずか1日で終わりました
↓過去の栽培記録
何ということでしょう!!
出荷どころか、自家消費用も皆無、種用も足りない。
(大豊作だった昨年の自家消費用が、まだ残っているけど)
シカ食害と天候のダブルパンチで。
こんなことなら、晩期播種の「あきまろ」も栽培しておけば少しはマシだったかも。手間がかかっても、リスク分散のためには多品種を栽培すべきでした。
「サチユタカ」も、播種時期を2回ではなく3回に分けた方がいいかも。