春ジャガは、すべて浴光催芽してから植え付けています。当地は4月中旬になっても霜が降りるので、早期の植え付けは逆効果。暖かい室内で芽出しをした方がよい。
また、不耕起草生栽培では雑草対策にも有効。草刈りをした直後に芽が出たものを植え付ければ、草刈りの回数を1回減らせる(野菜を直播きせずに育苗するのと同じ理由)。
2023年栽培記録 ③春ジャガイモ
【品種】デジマ[自家採イモ]
デジマは春・秋の2回栽培できるので便利...春ジャガで食べきれなかったものを掘り上げずにそのまま土中に放置すれば、再び秋に発芽して晩秋~冬に収穫できる。
メークインとダンシャクは、過去に栽培したものがあちこちに勝手に自生してます(もちろん収穫して食べます)
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3/15 浴光催芽 (22年秋収穫イモ)
★畝①
《4/12 元肥鶏糞500g/10m2》
4/21 植付、株間30cm1条
↓(6/5撮影)開花
8/17 収穫
【評価】D
食害(コガネムシ幼虫?)が多く、良いイモがほとんど無い。畝全体に幼虫🐛がウジャウジャ
(安心してください...幼虫の写真はありません。収穫したイモの写真も撮ってないけど)
★畝②
《元肥なし》
4/21 植付、株間40cm、2条千鳥
8/3 収穫
【評価】C
この畝は、食害がほとんどなかった。元肥を入れれば、もっと収量が上がったかも。
★畝③
《元肥なし》
(22年秋ジャガイモ収穫時に、収穫した一部を同じ畝に埋め戻したもの)
7/20 収穫
【評価】E
雑草が多くて負けてしまった。埋め戻しを適当にした(株間と条間がバラバラ)ので、草刈りが困難だったのが原因。
🥔まとめ🥔
元肥は入れた方がいい(当たり前)、株間・条間は正確に(当たり前)。
🐛コガネムシ幼虫対策は...無農薬・不耕起栽培では、対策不可能。その畝では当分の間根菜を栽培しないようにするしかないかなぁ。まあ、長期的には捕食者(アナグマ等)が食べてくれると思いますが。アナグマが土を掘りやすいように、草刈りをしましょう!