荒らされた牧場 | ときぶーの時間

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被災地で残された動物の命を繋ぐ男
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No479
今回富岡に帰ってびっくりしたのは、増え続けている野生のイノブタだった。
僕の家がある居住制限区域の至る所で、彼らと遭遇した。

一番びっくりしたのは、松ちゃんの三つ目の柵にイノブタ御一行様が入り悪さをしてると言う事だった。
どんな悪さか?と聞いたら「あいつら柵の中の草をみんな根こそぎ食っていきやがるんだ。」と。


いた~っ!あいつらだ。
これはひどい!草が根こそぎ食べられ土がむき出し!
しかも悠々と歩き平然としていた。
子イノブタはやはり可愛い。

松ちゃんは、「牛は短い草は食べられねぇ。」
「長く伸びた草しか食べられねぇんだ。」
「長くなるまでにイノブタが根こそぎ食っちまう」と言った。


呆れるとはこのことなんだろうか?
「参っちまうなぁ~。」とつぶやいた松ちゃん。
「他にいくらでも草があるのに、なんでここの草を食べるんだぁ?」と・・・。



体の大きなイノブタは、子牛よりもでかくかなり危険だ。
子供がいるから親が威嚇して迫力がある。
というか怖い。


逃げ足も速く捕まえるには大変らしい。
松ちゃんが柵の中に入ったら、一目散に逃げるイノブタ。


追いかければ、どどどどっと音出して逃げて行く。
イノブタは一年に二度の出産をし、一度に10匹くらい産むからねずみ算式に増える。

松ちゃんも「早く何とかしないと、来年はとんでもない事になるべな~」と言った。
調査してる場合ではなく国は早く手を打たないと困る。

川内でも飯館でも富岡や浪江などの被災地で爆発的に増えるイノブタ被害。
笑えないよ!本当に。

今日は増え続けているイノブタの事を書きました。
それでは今日はこの辺で失礼します。