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被災地で残された動物の命を繋ぐ男
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No466
昨日はブログ更新出来ませんでした。
松ちゃんの忙しさに比べたら、それほどでもないが駆け回っていた。

今週もシンポジウムや取材など、予定のある松ちゃんの所に行ってこようと思っている。
来月のイベントの打ち合わせをしたいから。

でも彼の所は、本当にメディアの人や一般のお客様が多くて、話せないときもあるんだよねぇ~。
今度はしっかり約束した。
前回は、会えないで帰って来たから。

大熊町の除染光景。

つい最近、東電の汚染水問題で、いささか頭に来て全ての事にやる気が起きなかった感じがする。
何処まで嫌な思いをさせるんだよ!と思っていた。

国が国策として推進していた原発の事故だから、原発事故被災者は、国が賠償に加わらないと被災者の賠償は本当に出来ないと思う。

2年5ヶ月も経った今、未だに仮設住宅の入居率84.7%の高い率で、被災者が苦難の生活を余儀なくされている。

この袋の塊はいったい何処に行くのだろう。

阪神大震災の時は2年でほとんどの人たちが、次のステージにいたと思う。
福島は次に住む家も決まらない人たちが多い。
土地が無いからだ。

東電は多くの被災者の全てを奪い、壊し、賠償は時価で、赤字で苦しいから新潟柏崎刈羽原発を再稼働させろっておかしな会社だ。
福島事故の検証も終わってないのに。

出来るだけ賠償を少なくしてその原資を経営に回そうとしている。
だから被災者の賠償は進まず、また少ない賠償で、いつまでたっても原発被災者は生活の再建が出来ない状況だ。

ここだけでも相当量の放射能汚染物が出ている。

国もこの安心、安全でもない原発を発展途上国に輸出するなんて、気でも狂ったような考えられない事を言っている。

原発は廃炉も計算したらとても安いエネルギーではない。
今回の福島で、みなさんもそれを知ったと思います。

放射能に苦しむ福島県内の全ての人と共に、これからも原発に反対して行こうと思う。