今日の1枚はタカラ野球ゲームカードより、広橋公寿。
左投手に強いということで重宝された内野手ですね。
広橋は81年、西武入団なんですね。
東海大五→八幡大→東芝と進んでからの西武入りだったんですね。
社会人の名門・東芝出身ながら、ドラフト外ってのは意外ですね。
ま、このころから西武のドラフト戦略がすごかったんで、ドラフト外獲得には、いろいろと裏があったかもしれないですね…
秋山とか松沼兄弟も、確かドラフト外入団じゃなかったかな?
東芝出身の”即戦力”ルーキーは、1年目から91試合に出場。
ただ、当時の西武は第1期黄金時代ですからね。
一塁に片平、二塁・山崎、三塁・スティーブ、遊撃・石毛という「オールスター内野陣」では、広橋も食い込むことがなかなかできず。
結局、西武では…というか、プロ生活を通じてですが…100試合出場することはなかったんですね。
ちゃんとしたデータはよくわからないんですが、いつのころからか広橋は「左投手に強い」という評判が出てきまして。
当時、左投手と言うと鈴木啓示、水谷、高橋一三、木田、間柴、江夏、などパ・リーグには多かったですからね。
規定打席には達していませんが、84年に.296、85年に.301、87年には.323を記録しています。
89年まで西武でプレーし、その後は中日、ダイエーと移り、91年で引退。
実動11年、569試合出場、258安打、14本塁打、96打点、打率0.271。
引退後は古巣・西武や楽天でコーチを務めていました。
娘さんが岩隈の奥さんというのは、有名な話ですね。
ということで、今日は広橋公寿でした!