#483 Frank Tanana | Naoto's Gallery

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最近時間が取れなくなってしまったので、ブログを簡易版的に変更しようと思います。

名前も「Naoto's Gallery」と改めて、再スタートいたします!

かなり手抜きな感じになるかもしれませんが、引き続きよろしくお願いいたします!


今日の1枚-120401_1958~01.JPG


今日の1枚はMLBより、フランク・タナナ。



「タナナ」って名前、日本人にいそうな気が…しません?

自分はタナナ君って、知りませんけど(笑)


PCで変換したら「田七」って出てきて…なんか、昔話に出てくる。冴えないお百姓さんみたいな(笑)



ま、くだらい話はいいとして。



1971年、ドラフト1順13位指名でカリフォルニア入り、73年にメジャーデビュー。


74年に先発に定着、14勝(19敗)。


75年は16勝9敗で奪三振269で奪三振王。


このタイトルは、同僚のノーラン・ライアンの4年連続奪三振王を阻止したんですよね。


ちなみにライアンは翌76年から79年まで4年連続奪三振王、カリフォルニアで投げていた8年間で唯一奪三振王を取れなかったのが、タナナが奪三振王になった年だったんですね。


75年はライアンは故障欠場でもあったんですかね、73、74年は300イニング投げていたのが75年は200イニングに届いていないんですよね。


ちょっと、王の連続本塁打王を阻止した田淵を思い出したりしませんか?



76年は19勝、77年は15勝ながら防御率2.54で最優秀防御率。


78年は18勝、この年はボークが8回でリーグ最多。


79年は故障で7勝に終わったものの、初のプレーオフ登板。


ボルチモアとの第3戦に先発、6回、同点にされて降板。


この試合は9回にカリフォルニアが逆転サヨナラで勝ったんですが、タナナにはもちろん、勝ち星はつかず。


チームもこの1勝のみでボルチモアに敗れ、ワールドシリーズ進出はならず。



81年、フレッド・リンなどが絡むトレードでボストンへ移籍。


ボストンでは4勝10敗と不調のまま終わり、1年プレーしただけでFAでテキサスに移籍。



テキサスでも82年は7勝18敗で最多敗戦投手、83年も7勝、84年は15勝しながら15敗で勝ち越しなし。



85年、シーズン途中でマイナーリーガーとの1対1の交換(!)でデトロイトに移籍。


すると、この年テキサスでは2勝7敗だったのが、デトロイト移籍後は10勝7敗と復活。


89年まで、5年連続2桁勝利。



87年には8年ぶりにプレーオフ登板。


ミネソタとの第4戦に先発。


バイオラと投げ合ったんですが、タナナはギャグニーとパケットに本塁打を浴び6回途中で降板、負け投手になり、チームも1勝4敗でミネソタの前に敗退。


またしても、ワールドシリーズ進出はならず。



その後91、92年と13勝をあげ、93年は初のナショナルリーグ、NYメッツに。


メッツでは7勝15敗と不調で、シーズン途中にトレードでNYヤンキースに。


ヤンキースでは3試合に先発したものの2敗のみで、93年はトータル7勝17敗。


この93年で、メジャーのキャリアは終わっているんですね。



実働21年、240勝236敗1S(!)、奪三振は2773。


これだけの実績がありながらポストシーズンの登板がプレーオフの2試合だけ、とはちょっと不運と言えるかもしれないですね。



ということで、今日はフランク・タナナでした!