本題というか難関の技能試験についてです。
ちなみに私は2回で合格しましたが初回は7人受けて合格者なし2回目も7人受けて私のみでした。他の日などは知りませんが2日間で1/14人ですので合格率は7%ですね…
大前提で話をすると1回目で受かる人はほぼ居ません。初見殺しポイントが何箇所かあります(笑)
試験は1コースと2コースの2パターン有ります。当日にどちらがきても大丈夫なように事前学習しておくことが必須です。
コース表は公式ページにてダウンロードすることが出来ます。
私はこのようにマーカーを付けて覚えるようにしました。
このコース表だけだと上からだけしかイメージ出来ませんのでYouTubeで「二俣川 大型自動二輪」で検索すると出てくる動画を見ておくといいと思います。(撮影禁止ですが何故か有りましたwww)
まず試験当日は長袖、長ズボンで試験を受けます。ヘルメット、手袋は持参です。プロテクターも付けますが貸出が有ります。
朝8時から9時の間はコース内を歩いて見学することが出来ますのでコースを覚える際や進路変更のタイミングなどはこの時に覚えます。
1日の流れとしては8時半から9時まで技能試験の受付が開始されますのでその前後の時間でコース見学します。試験開始時間は9時ちょい過ぎです。受付の時にコース表と出走順を指定された紙を渡されます。
(私は2回とも1コースの1番目でした)
普段はYZF-R25を乗ってますので重量も軽く170㌔でセパハンで試験車両は初めてのNC750は重量も220㌔くらいでちょっと高めのバーハンドル… 乗った姿勢は学校の椅子に座ったような感じですね…(笑)
そして何よりもウィンカーの位置…
最近のHONDA車はクラクションが上でウィンカーが下にあります。
いつものように…と思っているとプッ!と鳴らします()
というわけで試験車両が並べられると試験官の説明が始まり順番に試験が開始されます。
まずは慣らし走行で軽く走ることが出来ます。この時には立ち乗りや超低速走行や蛇行運転などは出来ません。あくまでもクラッチの感覚や車両の動かし方や体勢などの確認をしてください。多分変なことしたら試験中止になります。
自分の番になりましたら「氏名」「生年月日」「受験番号」をインターホンにて伝えて試験開始になります。
1回目の受験時から説明します。
まず乗る前に車両に異常がないか確認してからスタンドを払い後方確認して跨りリアブレーキを踏む。すぐにミラーを触りキーを回してエンジンオン。右後方を確認して右足下ろしてギアを1速にして右ウィンカーを出して左右後方確認してから発進
1コースなので外周を周りスラローム進入
パイロンに接触したら一発終了なので慎重にいきつつもしっかりとスロットルを回してステップワークで乗り切る。
波状路では立ち姿勢で課題に入る。
初めての波状路だったので要領が掴めないまま駆け抜けました。
一本橋では落ちたら終わりなので8秒台で行って10点減点くらいの覚悟で駆け抜けようと思い通過しました。
急制動は普通自動二輪の時ですらあまり苦手意識もなかったのですがCB400sfと違いフロントディスクはシングルで重量もあるので止まらないと思って速度をメーターで41㌔くらいにしてブレーキ!!
そしたら試験官よりやり直しと言われてもう一度急制動を行い45㌔でブレーキしてしっかりと止まることに成功して次に行きました。(結構制動力があるので45㌔で9.5mくらいで止まれます。)
坂道発進はさくっと成功して下りきって安全確認をして…
(無線…)「はい、減点が多くなりましたので中止です。発着点に戻ってください」
…
はい終わりました…
何が悪かったのかも全然分からず1回目の試験が終了。。。
自己採点では一本橋で10点?スラロームで5点?急制動で10点?安全確認??よくわからずに落ちているのが確定していますが合否の発表を待ちます。
合否発表の時に個々に呼ばれてどこが駄目だったのか教えてくれます。
駄目だったポイントはこんな感じでした。
坂道発進の後の徐行… こういうところが初見殺しのポイントになります(笑)
内容的には安全確認などでの減点が無かったのがかなりポジティブになれる要素でした。試験の1週間前くらいから法規運転を意識していたのでその点での減点が無く修正出来るところが多かったので2回目で受かると確信できました。
次に行きます。