考えもせず、当たり前のように使っているが、脳梗塞になってから、驚くばかりだ。
例えば、「演じる」
演じると一言で云うのは簡単だが、
まず「台詞」「動き」を覚え、
舞台に立ち、
「台詞」の抑揚や滑舌に気をつけながら、
「台詞」を云いながら、
次の「台詞」を頭に浮かべる。
その連続運動。
台詞を云いながら「動き」、
立ち位置を計算し、
次の「動き」を頭に浮かべる。
その連続運動。
それを、
目の前の役の人の芝居に反応しながら、
照明にあたりながら、
音がなりながら、
まわりの人たちの芝居に気をくばりながら、
「集中」する。
これらを
脳はすごいスピードで処理します。
そんな中…アドリブを入れられた日にゃ…(-_-)
これを取り戻すのは、
並大抵の苦労じゃありません。
そのため、色んなリハビリが必要になります。
今は最終段階まで来ていまして、、
ショッピングモールや、ツタヤなど、人混みの中や大ボリュームのBGMが鳴り響く中で…芝居の台詞を言っています。
リハビリの先生がテキストを見ながらついてくるのですが、二人ともあきらかに不審者です。笑
リハビリの先生が
本当に良い人で、僕の俳優復帰のために努力してくれています。いろんなメニューを考えてくれて、ありがたい。
しかし、
今度、病院の研修生たちを前にして一人芝居を演じてみることに…(-_-)
「出来る限り実戦に近い形で、リハビリを」
と先生が考えてくれたのでしょうが…
はずかしい(-_-)照
でも、
病気になって、三ヶ月…
どこまで治ってるか…試したるわい!(。-_-。)
いつやるんだろ?(。-_-。)どきどき