![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240521/14/naotaro0124/02/87/p/o0851031515441570091.png?caw=800)
こんにちは なおたんです
2024年4月13日~6月9日まで、石巻市の
石ノ森萬画館で開催中の「11ぴきのねこと馬場のぼる展」へ行ってきました
詳細はこちら
↓↓↓
https://www.mangattan.jp/manga/exhibition/24555/
子どもの頃に、読み聞かせしてもらったり、自ら進んで絵本を読んだという記憶はあまりない私なのですが、
「11ぴきのねこ」は本棚にずーっとあった馴染み深い絵本の1つです
11ぴきのねこシリーズは、全6作発表されていて、今回の展示ではその6作品について特に詳しく展示されていました
残念ながら撮影NGということで、簡単なレポになります
カタチが印象的な石ノ森萬画館
5月某日、雲1つない青空の中
石ノ森萬画館に到着
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/cd/47/j/o1080108015442043273.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/87/04/j/o1080060715442043288.jpg?caw=800)
円盤?宇宙船?のようなホルムの建物の石ノ森萬画館
仮面ライダーなど、ヒット作を沢山描いた漫画家石ノ森章太郎さんのことや作品について知ることのできる博物館です
仮面ライダーやサイボーグ009のキャラクター、ロボコンなどがお出迎えしてくれます
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/3b/21/j/o1080108015442043329.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/23/56/j/o1080108015442043363.jpg?caw=800)
受付横の券売機で入場券を購入
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/6d/3a/j/o1080108015442043408.jpg?caw=800)
ランダムで柄が違うものが発券されるもようこれはファンにはたまらないのでは??
ちなみに……
・館内は、無料ゾーンと有料ゾーンがありました
・通常料金で、常設展と特別展の両方が観られました
フォトスポットやスタンプラリーなどイベントもあり
巻貝の中をグルっと回るようにして緩いスロープを登って行くと
11ぴきのねこたちが、さかなの気球に乗ったぬいぐるみが天井から吊り下げられていました
11ぴきのねこファンの皆さんは、もうテンションあげあげの様子
視線を転じると、自販機前のスペースには、フォトスポットとして「11ぴきのねこの家」が設置されています
小さい皆さんとその親御さんがたで、こちらも賑わっておりました
なかなか時間がかかりそうだったので、私たちはスルーです
もう少しスロープを登って行くと
映像上映コーナーが(1.5階スペース)
こちらは、普段は石ノ森作品が上映されているのでしょうが
馬場のぼる展期間中は、馬場のぼるさんによる読み聞かせの映像も流されるということでした
作者本人の読み聞かせというのもなかなかレアでしょうから、
お時間ある方はご覧になるのも良いかと思います
さらにもう少し登ると、やっと2階の受付がみえてきました
サイボーグ009のキャラクターの赤い衣装を着たお姉さんが、券の確認と展示スペースの注意点をお話ししてくれました
「11ぴきのねこスタンプラリーin石巻」なるパンフレットも頂く
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/fc/b6/j/o1080108015442043436.jpg?caw=800)
こちらは、石ノ森萬画館の他、近くの商店街に設置された11ぴきのねこたちのスタンプを押すというイベントのご案内でした
8ヶ所目の田代島は例外として(船で行く必要がある「猫島」として県内では有名なスポット)他の7ヶ所はすぐに回れそうなスタンプラリーです
せっかく石巻に来たのだから!という方は、街中探検も楽しむと良いでしょう
私たちは、1ヶ所目のとらねこ大将のみ押してみましたw
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/96/7f/j/o0939108015442043453.jpg?caw=800)
どんな展示だったの?
さてさて、やっと展示会場入り
馬場のぼるさんの略歴やら、絵本作りへの思い
子育てについてのメッセージなどから始まり
リトグラフ(版画の一種)による絵本作りについて
11ぴきのねこシリーズの原画と、その作品についての馬場さんの思い
(正確には原画ではなく原板から最初に刷った色つきの絵かな?)
制作に使っていた愛用の道具たち
作品のラフスケッチやアイディアのメモ類
初期の漫画作品や猫の動きなどを観察した際のスケッチ画など
様々な展示がされていました
私が印象的だったのは………
印象に残ったのは、リトグラフで作成されているため、
1ページの絵を仕上げる為にだいたい4枚ほどの版が必要だと言うこと
絵本は、32ページくらいで構成されことが多いので、見開きで考えると16枚の絵が必要です
16×4ということは、64枚の版が必要という計算ですね
線の部分で1枚
多色刷りであれば、1色につき1枚の版が必要ということで……
なかなか手間がかかる制作工程であることが分かります
その手間をかける分、作者の描いた線、イメージ通りの色を表現しやすくなるという利点があるそうです
朝ドラ「らんまん」で牧野博士が、石版印刷で植物画を描いて図鑑を作成していましたが、それに近いものがあるなぁと思いました
その手間ヒマを惜しまずに、子どもたちに良いものを!という、こぐま社さんの心意気が素敵よねぇ
そして、作品に添えられた馬場さんの言葉が良かったです
説教臭くならないように、でも色々な立場や視点から物事を見よう
どちらかが悪で、どちらかが善、ということばかりではないよ
というところに共感しました
また、昨今の子育ては少し過保護すぎるのでは?
大切なものを守ろうとし過ぎるあまり、子ども達の生きる力を奪ってはいませんか?
世の中の過酷な面や不条理があるということを教えないのは、かえって不親切なんじゃありませんか?
という問いかけにも、頷く部分が多くあるなと感じました
少し展示スペースが狭くて、親子連れが3~4組も重なると、
ごっちゃり感?わちゃわちゃ感?があり
ゆっくり観ることが出来ない場面もありましたが
おおむね楽しく観て回ることができ、満足な展示会でした
やっぱりグッズも欲しいよね
そんなこんなで約1時間、展示を観て回った後は……
1階に戻ってグッズ販売所の探検です
石ノ森作品のグッズもわんさかありますが、11ぴきのねこグッズも結構あり
テンションあがりました
ミニタオル、ポーチ、アクリルキーホルダー、エコバッグ、エプロンなどなど
もちろん絵本や図録など書籍もありました
通販で買えるものもあるんだろうけど、やっぱり行ってきた記念に何か欲しいよね?
ってことで、手軽にポストカードを5枚ほどゲットしてきました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/18/naotaro0124/c1/a9/j/o1080108015442043501.jpg?caw=800)
なんとも言えない、ほのぼの感が漂って良い感じです
さて、可愛いグッズも買えましたし
思いのこすこともなしですね
さぁ~ゆっくりとお家へ帰りましょう!
あまりにもベストセラーすぎて、しっかり読んだことがなかったかも知れない
11ぴきのねこシリーズ
今回改めて感じたのは、ねこたちのしたたかさと、たくましさ
そして、自分勝手なところなど
とても人間くさいキャラクターだったのだなぁということ
また時間をみつけて、じっくりと読みたい作品たちだなぁと思いました
ではまた次回
なおたん でした(・ω・)ノシ
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