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こんにちは、絵本好きな主婦

なおたん です



新年度もスタートし、

桜の便りも届き始めましたね



今回は、ルピナスというお花が登場する

お話です






ルピナスさん~小さなおばあさんのお話~

バーバラ・クーニー/作

掛川 恭子(かけがわ やすこ)/訳

ほるぷ出版

32p、21×27cm




対象 4、5歳から





あらすじ

海辺に住む少女は、おじいさんの仕事を

手伝ったり、

おじいさんが旅した遠い国々の話しを 

聞いたりして過ごしていました




話しを聞くうちに、自分も色々な国を

旅してまわり、歳をとったら海の見える 

家に住むことに決めました




おじいさんも賛成してくれましたが、1つ約束して欲しいと言いました

それは、世の中をもっと美しくするというものでした



成長した少女は、南国や雪山や砂漠など

たくさんの国を見てまわりました


しかし、途中で怪我をしてしまい旅は終わりにして、海辺の小さな家へ住むことになりました 



おじいさんとの約束はまだ果たされていませんでしたが、世界は十分に美しいと思えていました




しかし、ある光景をみた時に、1つの素敵な考えがひらめきます!



さて、どうやったら世の中をもっと美しくすることができるのでしょうか 





自分の感じた美しさを広めていく

ルピナスはマメ科の花で、藤の花を逆さにしたような花姿から、昇藤(のぼりふじ)と呼ばれたりもする綺麗なお花です



ラテン語でオオカミを意味するルプスが語源とされています
地中の肥料分をたくさん吸収するので、貪欲なオオカミに例えたられたとか、
どんな土地でも育つ丈夫さからオオカミを連想されたとも言われています



この絵本の中のルピナスさんの、独立心や行動力、女性としての美しさや強さを表現するのにピッタリなお花だなぁと思います


私も、庭があったらぜひ育ててみたいお花の1つです




さて、「世の中をもっと美しくして欲しい」という約束をおじいさんとしたルピナスさんですが、なんとも難しい約束です


「美しい」とは主観たがら、人それぞれ基準も感じ方も違うのよね~


逆に言えばアプローチの方法は色々あるとも言えるのかな?と思います


目標を立てる時、遠くにある大きな目標は

あまり具体的すぎない方がいいのかも知れません

なぜなら、途中で軌道修正が可能だからです



私たちは、何か成し遂げたいと思ったり、新しく挑戦しようとする時、
1つの方法にこだわってしまったり、この道しかないと退路を絶って挑戦してしまいがちです


でも、力が入り過ぎていたり、絶対に失敗出来ないと思っていると
逆に上手くいかないなんてことが起こるもの……



やってみなきゃ成功するか失敗するかは分からない
とにかく、打席に数多く立って経験を積むというのも大事なことですよね


たくさん打席に立つうちに、自分の向き不向きも分かってくるし
やりたいことも見えてくる



ドリカムの歌じゃないけれど、1万回失敗しても1万1回目で成功するかも知れないですしね



失敗しても大丈夫、次に繋がる経験が出来た
と思えるマインドを育てていくのが大切だよなと思うこの頃です



自分の感じた美しさを信念を持って広めていったルピナスさん
その思いは、段々と周囲を巻き込み大きな力となって行きました


良い考えには賛同者、協力者が自然と集まって来るものです



明日は、今日よりもっと良い日にできる
~アンネ・フランク~



争いの絶えない世界情勢ですが、私たちが望む世界を思い描くことで、美しい世界は実現できると信じます


ではまた次回

なおたん でした(・ω・)ノシ




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