PVアクセスランキング にほんブログ村



こんにちは、絵本好きな主婦
なおたん  です

今回は、キツネとヤマネの仲良し2人が、森の中で過ごす、優しいお話です

感想が絵本の内容とちょっとズレてしまった感じもしますが、
穏やかな気持ちで読んでもらえたら助かります( ˊᵕˋ ;)



きみにおやすみをいうまえに(山烋のえほん)

ジョルジョ・ヴォルペ/文
パオロ・プロイエッティ/絵
ほりぐち みのり/訳
工学図書
25p、29.6×21.5cm


対象  4歳~




あらすじ

秋から冬へと移り変わろうとしている森の中

仲良しのキツネのロッソとヤマネのクイックが時間も忘れるほど遊んでいます

ふと寒い冬の訪れを感じたロッソは、寂しくなってしまいます

冬の間は、クイックが部屋に閉じこもって眠ってしまうからです

ロッソは、クイックが眠らないようにするにはどうしたら良いか色々考え始めますが………




思い通りにならないとしても…

表紙のキツネ(ロッソ)の毛の色が、鮮やかで素敵だなぁと思い読んでみました


表紙を開いた見返しには、
可愛いティーポットと足跡が描かれていて
物語の始まりを期待させます
(ティーポットはクイックのお家でした!)


草花や動物、昆虫が可愛く適度にデフォルメされている絵が、
物語の雰囲気をつくり出しているなと感じました


考えてみれば、キツネは絵本やお話の中で
悪役にも、善人役にもなる珍しい動物ですよね


この絵本のキツネ、ロッソはとても心優しく繊細なキツネです


冬眠してしまう仲良しのヤマネのクイックをどうにか眠らないようにする方法はないかなぁ?と考えます


結局、その方法はみつからず

「なにもかも おもいどおりってわけには いかいのさ。はるになったら また いっしょにあそぼうね」

というクイックの言葉に納得し
クイックを気持ち良く寝かせてあげることにするのです


思い通りに行かない人生の中で、どう自分の気持ちと折り合いをつけるのか?
なかなか難しい問題ですよね


1つの解決方法としては、自分の力が及ぶことかどうかを判断すること


このお話の中だと、クイックの冬眠はロッソの力ではどうしようもない
つまりロッソの影響力は0%と言うこと


だったら、気持ち良くクイックを寝かせてあげようという思いになったのは
見る角度を変えてみると言う1つの解消方法です


悩みや問題を抱えた時、私たちは視野が狭くなって、1つの方向からしか物事を見れなくなっていることが多いです


一旦、離れてみたり、横から見たり、上からみたり……
そうすると、案外簡単に解消方法がみつかったり、
相手にどうしてあげたいかが見えたりするものです


なにもかも思い通りにはならない
と知っているだけでも、少し生活しやすくなりますし
自分がどうしたいのか?と言う問いかけをしてみるのも大事になことですね

何かの際には、思い出したい視点です



ではまた次回
なおたん  でした(・ω・)ノシ




にほんブログ村のランキングに
参加しています
ポチッとして応援して頂けると嬉しいです
↓↓↓