お正月は夕方以降がオフになるので助かりますね^_^
そんなわけでレイトショーで映画鑑賞…
2016年に公開された『この世界の片隅に』に未公開映像分が追加され、より原作に近付きました。
2016年版とストーリーは全く変わりませんが、広工廠空襲シーンやリンさんと心を通わせるシーンなどが追加されてますので、2016年版を見た人でも勿論楽しめる作りになってますよ。
すずさんと周作さんのちょっと色っぽいシーンも追加されててドキッとしたのは内緒…笑
今回は1人でですが、2016年版は死んだ婆ちゃんと一緒に行きました。
お婆ちゃんは呉の市街地育ちなので、まんまこの映画に出てくる生活をしてました。
日々の警戒警報や空襲警報、敵機の機銃掃射、実際に空襲で焼け出されもしたし、ヘルキャットと零戦のドッグファィトや大和をはじめ色んな戦艦や空母も生で見たりと色んな経験をしてきた婆ちゃん…
空襲は嫌やったけど、海に落ちた爆弾で魚がいっぱい取れた話や8月6日の広島の惨状など戦争についてのお話をいっぱい聞きました。
年は少しすずさんの方が上やけど、同じような生き方をしてるんよね。
だからこの映画はお婆ちゃんの青春時代を観てる気分になってくる…
お婆ちゃんはこうやって昭和の時代を生きてきたんやなって…
実際にお婆ちゃんにとっての青春は戦争やったみたいやし…
出来る事なら婆ちゃんと、そして死んだ海軍やったおじいちゃんと観たかったな。
戦争を体験された方とぜひ観ることをお勧めしたい作品です。
ちなみにこの映画は戦争の悲惨さを伝える映画ではないと思ってます。
戦争は時代背景なだけで、戦争時代にも幸せな事や楽しかった事もあったやろうしどう工夫して生きてきたかを観てもらえたら思います。
僕はこれ観て呉にお墓参り行きたくなってきました…笑
星はもちろん5つです(^^)