井伊直弼のかご修復事業もいよいよ最終段階に入ってきました。

屋根や本体の塗が終わり、久々に井上仏壇店に

かえってきました。



井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-屋根
この屋根の漆塗りは、伝統工芸職人の吉田さんが、何度も何度も

時間をかけ、塗ってくださいました。

木の伸縮や丸みを帯びた屋根はかなり難しい仕事となりました。


吉田さん、ありがとうございました。



井上仏壇店では、外装工程が続きます。

本体外装に和紙をはりつけます。


井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-和紙張り


和紙のあとは、畳表を加工して、本体に貼り付けていきます。

畳表は、七曲りの丸栄畳店さんにご提供いただきました。


ありがとうございます。



井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-畳表


畳表と本体の固定は、竹材をつかいます。

形状にあった竹材を一本一本の手作業を繰り返します。


この仕事は、井上仏壇店の組立師 奥田さんに担当を

お願いしました。


井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-すだれ  



背もたれと肘掛も、井上仏壇店さんにて

縫製していただき、完成しました。


井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-背もたれ



つぼ忠さんにて作成いただいた机も設置します。


井伊直弼のかご修復事業 NPOリンクス-机



修復事業も、4月6日からの彦根市役所ロビー展示に向け
いよいよラストスパートです。