三愛ビルの思い出
昭和40年代後半、私が小学校低学年の頃
両親と銀座で食事をした後、4丁目交差
点の三愛ビルに入りました
母の買い物に付き合わされるのは男の子
には苦痛。三愛ビルのカーブした手摺
でミニカーを走らせて遊んでいました。
その時、しゃっくりが止まらなかったの
です。すると若い店員さんが
「しゃっくりが止まらないと死んじゃう
んだよ」と優しい口調で残酷な事を言い
ました。😨😨😨
ちょうどしゃっくりが止まらないのが気
になっていた時だったのでショックで
した
両親が買い物をしている間に僕は死んで
しまうんだ…知らせるべきか、心配させ
ぬべきか悩みました。絶望でもう、ミニ
カーどころではありません…
三愛ビルを見るたびに思い出します
愛らしい丸いビルに人生初の絶望感