元李王家邸宅 赤プリ解体のため曳き家 | naosukeのきままなブログ

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和物好きな、服飾系店番人の日々の気づきや発見、さまざまなことを気ままにつづっています。
くいしんぼうなので、食べ物にも興味深々(p_-)


今月の24日に赤プリの解体されたとブログに
書きましたが、昨日の産経新聞にも赤プリの

記事が載っていました。


チャーターヘリから撮影した赤プリ解体現場
の写真。まだ地下部分の解体をしています。


先日、首都高4号線から見たので解体完了か
と思いましたが、地下が残っていたですね。


解体現場の後ろには旧館が写っています。


朝鮮王朝・李王家は朝鮮併合後、日本の皇族
に準じた扱いになり、高宗第7男子の李垠は
王族として殿下の敬称を受けます。


大正9年には梨本宮守正王の第一王女・方子
女王と結婚。旧館は昭和5年に李王家の邸宅

として建築さたのです。


敗戦後には李垠も皇族に準じた身分を失い、
邸宅は参議院議長公邸となり、その後、国土
計画興行が取得してプリンスホテルとなりま
した。


この旧館は解体工事のために一時移設されて
いるそうです。


建物をそのまま移動させる事を曳家(ひきや)
といいます。建物の移転保存の方法は曳き家
によるものと、解体して建て直す再築があり
ます。


JR西日本の旧奈良駅舎も曳き家により移設
された事例としてニュースで取り上げられて
いましたね。