もう4月に入ってしまいましたが、3月は新譜が盛り沢山な月でしたね!!!

 

Tylaの待望のデビューアルバムから、ScHoolboy QのBlue Lips、SiRの5年ぶりのアルバム、Ariana Grande離婚後のアルバム、Metro BoominとFutureのアルバムではKendrickがDrakeとJ.Coleをディスと、そしてBeyonce先生の新譜と、まあこうやって並べてみると久々にすごい1ヶ月でしたね。。

 

 

 

まずはAriana Grandeの『etnernal  sunshine』。

 

 

LAで不動産業をやるDeltonなんとかと離婚後、そのリレーションシップの経験をもとに作られたストーリーラインがメイン。

Arianaのおばあちゃんに「本当の愛ってどうやってわかるものなの?」とArianaが聞くことろから始まり、からのアルバムは"bye"で開始から最後の曲みたいな雰囲気で始まるのがすごい特徴的だなと思いました。

 

離婚が元のアルバムだから、もうバーイ👋🏼って感じなんでしょうか。"bye"というトラックの後に"don't wanna break up again"というのもとても彼女らしい。笑

 

このアルバムが出る数ヶ月前くらいから、今の恋人Ethanなんとか(ラストネーム忘れがちすみません)と付き合っていますが、彼がその直前に娘もいる奥さんと離婚していることから、Arianaが"home wrecker(家庭を崩壊させた人)"と言われて結構ゴシップが凄かったですが、インタビューとかもちらっと見たんですけど、真実はよくわからないですね。。まあプライベートな話なので、そっとしておきましょう。。

 

いろんな噂が溢れる中、最後の曲"ordinary things"でこう締めくくるArianaさん。さすがとしか言えない。

 

「カリフォルニアでシャンパンを開けてもいいし、あなたがしたいなら東京で寿司のおまかせを食べてもいい、要するになんでも私たちがしたいことできる」

 

 

 

 

自分的には、前作『Positions』でArianaがDeltonと出会ったことで本物の愛をやっと見つけたみたいな歌の"pov"に結構対比される曲が、"eternal sunshine"なのかなと。お気に入りトラックは"ordinary things"です。アルバムカヴァーはArianaが自分の肩にもたれていて、インナーチャイルドを癒す的な意味合いも込められているのかなと思いました。

 

ちなみに、eternal sunshineというタイトルは映画作品から来ていますが、こちらも元恋人で今は亡きMac Millerが好きだった映画だったそう。 

 

https://www.netflix.com/us/title/60034545?s=i&trkid=260054134&vlang=en&clip=81038145

 

 

 

 

そして"we can't be friends"のMVにはDahmerを演じたEvan Petersが恋人役で出ています。このMVすごい良かったです。思い出すのも辛い記憶を架空のクリニックで脳内で消すというストーリーで、TikTokで見たのですが、最後に首元のネックレスが犬の首輪に変わって、ソファで犬と一緒にいるのですが、これはMac Millerが亡くなった後に彼の犬をArianaが引き継いだことを意味しているそうです。

 

 

 

 

次は南アフリカの今注目度ナンバーワンお姫様=Tylaのデビューアルバム!

 

 

"Water"で爆売れ後の初フルアルバムということで世の期待も高かったと思いますが、そんな期待を裏切らない素晴らしい作品を届けてくれました。

 

アルバム何度も聞いても、自分のお気に入りトラックはすでに先行で出ていた曲たちです。"Truth or Dare"と"Butterflies"、"ART"も好きです。

 

本人もレーベル側もさあここからコンサート興行で売りまくるぞ!!って時だったと思いますが、今回発表していたノースアメリカツアーが、怪我の関係で中止ということで、、けどまだ若いし一発屋タイプでは全くないと思うので、体を第一に休んでもらえるといいですね。

 

 

続きましてはイングルウッド出身でTDE所属のSiRの新作『HEAVY』!

 

 

私はなんといっても、彼の前作『Chasing Summer』がおそらく人生で好きなアルバム5本には入るくらいは好きで、5年もアルバムを出していなかったので、もう今回のリリースは嬉しくて嬉しくて、、

 

 

 

 

先行シングルの"Life is Good"がすごく良くて、その期待通りの最高なアルバムで感無量。。前作のダウナーなムードよりも、より爽やかで肩の力が抜けた、リリックもポジティブな印象です。

 

フェイバリットトラックは、"SIX WHOLE DAYS"と"ONLY HUMAN"です。

 

やっぱり前作が私の心の中では大事な場所を持っているので、前作を超えているかと言われた違うのですが、彼のアーティストとして、人間としての成長が感じれる一枚でした。

 

ちなみに彼の地元イングルウッドには去年LAに行った際に、Brent Faiyazのコンサート会場がSoFi Stadiumに隣接しているYoutube TheaterだったのでイングルウッドまでUberしたのですが、まあ一日中歩いていたせいで車内は爆睡でイングルウッドの景色などは全く覚えていません。。。

 

 

最後はMetroとFutureの『WE DON'T TRUST YOU』。

 

 

まあ私も気軽な気持ちで聞こうと思って先にツイッターを見てしまい、、ケンドリックがビーフをかけているとみて、もうネタバレ状態で聞いたんですが、フィーチャリングのクレジットはなしということで、事前情報なしで聞いたファンたちがもう大騒ぎ大騒ぎ。

 

一度ケンドリックは置いといて、序盤の盛り上がりめちゃくちゃいいアルバムだなと純粋に思いました。"Ice Attack"からの"Type Shit"の流れもすごく滑らかですし、何より"Type Shit"のビートやばい!Travisも久々にいい仕事してる。

 

そして問題の"Like Shit"ですが、"First Person Shooter"でColeが「俺たちが御三家、俺たちがリーグを始めた」とラップしていて、その前にK-DotとAubrey(Drake)と名前を挙げていて、それに対するディスを「ビッグスリーなんてクソ食らえ、ビッグなのは俺だけ」と返していて、もうインターネットは大騒ぎ、

 

私的には、そりゃもちろん、自分だけがトップだと思っている中で、突然違うラッパーが俺たち三人♪みたいに並行で語られたら、は?ってなる気持ちもわかるんですけど、ツイッターのdrake擁護派も言っていましたが、やっぱり私も最近の活動量で見てしまうと、いかにKendrickがピュリツァー賞もちのGOATだとしても、明らかに今のラップゲームを回しているのはDrakeやColeだなと思ってしまう。。

 

けど皮肉なのは、DrakeやColeがどれだけコンシスタントに活動してても、Kendrickは客演でちょろっと顔を出してDrakeをディスるだけで、これだけ世の中を騒がすほどのやっぱりパワーがあるんだなと、再実感させられたりもしたり。中には2010年代が戻ってきたというような人たちもいて、本当にその通りだなと。

 

ともかく、確実に面白くなってきたのは間違いないですし、Coleも今年はアルバムを出すので、その辺りが非常に楽しみですね!!

 

では手が疲れてきたので、この辺で失礼します!!

 

おやすみなさい!!