昨日今日で、久しぶりに正式に1泊2日、東京に行ってきました!
20代前半の時は東京に1泊するとなると、今まではクラブで朝まで遊んでネットカフェで2−3時間潰して始発の新幹線で帰る、みたいなことをよくしていましたが、さすがにその体力もないので、品川付近のホテルをとって観光をちゃんとしよう!という感じで。
せっかく東京に来たのだから、いいイベントでもやっていないかなと思っていた矢先に、金曜の夜に音楽ライターの渡辺志保さんとフォトグラファーの池尻あきさんがATL YAKAIと題したトークイベントをやるということで、開催場所の吉祥寺にあるThe Daps Famous Hood Jointに行ってきました。
アトランタからスペシャルゲスト、音楽プロデューサーのBig Papitを交えてのトークショーで、本場アトランタでの実際に色々なフッドの体験やアーティストとの交流経験をアキさんから聞けて、さらにBig Papitからはアーティストならではのリアルな意見が聞けて、本当に行ってよかったし、お客さんも多様な方がいてすごくインクルーシヴな環境でよかった。
そして、ここで食べたチーズサンドが本当に美味しくて、初めて物心ついてから行ったアメリカはニューヨークの、14歳の時にハーレムのデリで食べたハーレムの食べ物の香りと味で、たまげた。
あと、気になっていたインデペンデントマガジン、inch magazineの1、2号もゲットできて、さっきまで読んでたんですが、こちらもすごく内容深くてリアル。
今回のトークショー主催の池尻あきさんや、堂本かおるさん、押野素子さんの寄稿など、実際にアメリカで暮らす人たちが見た黒人社会とアメリカ社会について書かれています。ぜひ、ご興味のある方は!
そして、今回の東京で色々なことを感じました。
トークショーには色々なお客さんがいて、その中でも動画で見たことがあった、某ヒップホップ系情報発信をされている同世代くらいの方がいらしゃってて。
色々な方とコミュニケーションを取られていたり、なんか、純粋にすごいなあと思ったんですよね。Big PapitへのQ&Aセッションで、みんながいる中で英語で質問されていて。
ご自身がされてる活動のことをはっきり大勢の前で言っていて、純粋にすごいなぁと思いました。
冗談抜きで、言語が違うと人格変わるって説、自分の場合だと極端で。アメリカにいる時は、みんな誰のことも考えて生きてないからか、自分も人の目気にせずに、どうでもいい精神で生きれるけど、日本にいるともう人の目を気にしてしまう。。
私はコメディアンの若林正恭さんが大好きで、エッセイ本も読んで、今のドラマも見ているのですが、そのドラマ内ですごく印象的な話があったんです。
放送作家の人が、売れる前の若林に、「人の悔しい話が面白い話なんだ」みたいなことを言ったらしく。
今まで書いてきたどの記事も私は誇りに思っているけど、人に良い影響を与えられているのかとか、いろんなことを考える時があります。
けど、人間が人に影響を与えたいって思うのって、近代の人間独特の思想、みたいのをなんかの本で読んだな。
安定した衣食住の供給があって、生活に困りのない人が、世の中に自分の力で影響を残したいって思う気持ち。不思議。
人間は何者にもなれないのに、何者かになろうとするのって、やっぱりそもそも宇宙が膨大すぎるからというか、わかりやすく言うと、もし宇宙とか地球、人間の居住地がミニミニのワンルームみたいな環境で、人間の数が3人とかだったら、世の中に影響を残したい、とか思わないんじゃないのかなとか(?)
けど、世の中に形あるものを残したいっていう本能は、生殖機能の側面の方が強いというか、子孫を残したいと思う人間の自然な気持ちなのかな、
とか。
いつも、こんなような脱線しまくりの考え事をしています。。
とりあえず、自分は自分でマイペースに文章を書いていければなと思う日々です。人間は何者にもなれないし。
私は考察記事みたいなものよりもエッセイの方が好き、というか、その人のストーリーが知れる文章が好きなので、たまにこんな感じの文も書ければ書いていきます。
では、おやすみなさい。。