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なおそうやのブログ

使い捨ての時代に逆行し
 「買わない」「捨てない」「諦めない」をテーマに
展開するエコロジカルなブログ

 

ニュース報道でお聞き及びとは思いますが

国産スポーツカー、サバンナRX-7の車両火災が

全国で相次いでいるそうです。

火災の傾向に一貫性があって

車体後部から出火→燃え広がって全焼

というものです。

貴重な国産スポーツカー

手塩にかけて仕上げた愛車が

無惨にも燃えてしまうという

オーナーさんは大きなショックを

受けておられる事でしょう。

 

著名Youtuber様が

注意喚起を速報されていたのを見て

私も確かめてみました

 

想像以上に・・・ヤバいポジションに

問題の「チャコールキャニスター」が有るようです

 

このチャコールキャニスターは

燃料タンクから発生する、ガソリンの蒸発ガスを

いったん「チャコール=活性炭」に吸着させておいて

頃合いをみて燃料タンクに戻すという

裏方ながら大切な役割を持っています。

燃料タンクには当然、大量のガソリンがあり

ガソリン別名「揮発油」と言うだけあって

その蒸発スピードはかなり早いです。

ガソリンがポタポタっと落ちたすぐから

ゆらゆらと陽炎のように見えるのは

凄まじい勢いで蒸発している姿です。

 

燃料タンクの空間では、大量の蒸発ガスが

常に発生していて・・特に気温が高い季節には

蒸発の勢いも相当なものです。

 

昔むかしは、それらを大気に放出していたのですが

さすがにそれはマズイだろうと

公害対策として蒸発ガス排出抑制装置の装着が

義務付けられたのでした。

現在でも、車検(24ヶ月点検)には

それらの点検項目がしっかりと設定されています。

 

さて、本題・・・

FD3Sの火災問題は

蒸発ガスの一時保管場所として機能している

チャコールキャニスターが燃料タンク近く

それもマフラーの通り道近くにあるそうで

長年の疲労で劣化したチャコールキャニスター内で

蒸発ガスを抱えきれずオーバーフロー→燃料ガスが外部へ漏出

高温になったマフラーと接触→出火

最悪は車輌火災となるのでは?と言う予測です。

 

私的には、チャコールキャニスターから出ている

配管類の劣化による折損もあるのでは?と

思っています。

 

いずれにしても

気体になったガソリンほど危険なものはありません。

燃料というより「火薬」と捉えるべきでしょう。

もうひとつ

近年の車では、チャコールキャニスターの吸排気を

パージコントロールソレノイドバルブという弁で

コントロールしていまして

燃料タンク内の圧力をコンピューターが監視しながら

適切なタイミングで「タンク戻し」を行っています。

 

FD3Sでは、どこまで電子化が進んでいるかは不明ですが

このパージコントロールソレノイドバルブの

劣化も確認すべき点かと思います。

 

ただ・・正直なところ

パージコントロールが上手くいっていない車輌であっても

エンジンの調子には大きく影響しない事が多いので

「たまにエンジンが咳き込むけど」くらいで

軽視されがちなのも怖いところです。

 

輸入車では、パージコントロールに問題があると

割と早期に「エンジンチェックランプ」が点灯する傾向にありますが

当時の国産車は、かなり症状が進行しないと

異常として検知しない方向であったと記憶しています。

(これは優劣を意味するものではありません)

 

対策は・・うーん・・新品交換でしょうけど

FD3Sのチャコールキャニスターは製造中止だそうで

近い排気量のチャコールキャニスターを流用できないかな。。。

 

貴重な日本のスポーツカーを

これ以上減らさない為に

「マツダさん頑張ってくれ」と思うところです。

 

追記

 

キャニスターの配管が劣化していても

普通のゴムホースなんかで代用しちゃだめよーん。

耐ガソリンの専用品使ってねー