4年半
毎日来ていた
ヤツからのLINE
ヤツが退職して
症状が進行してから
この1ヶ月、
とぎれとぎれでも
なんとかきていたLINE
それでも
ヤツが毎朝くれたように
毎朝変わらずLINEすることを
決めていました
連日の
ヤツのきもちの揺れに
気付いていました
不安でしょうがなかった
たまにしかこなくなってからも
LINEがきてるか
いつも気になって
携帯ばかりみていました
来ると嬉しくなって
LINEをすぐに開きました
病院の翌日
4月29日の朝
昭和の日のことです
通勤電車の中
LINEをしようと
携帯を開いた途端
久しぶりにヤツからのメッセージ
朝から嬉しくなりました
開いたメッセージの文末に
「元気でね」の文字
崩れそうになりました
まさかの言葉に
涙があふれ出します
服のソデで
目を押さえつけるのがやっとでした
朝の出勤時に
こんなLINE
酷でした