海の景色
直島滞在中、なぜか風の強い日が多くて、いつもはとっても穏やかな直島の海が、珍しく波が高かったです。
と言っても写真で見るとおり、サーフィンにはほど遠く、まあ、ダイビングしたら海の中でうねりに酔っちゃうかも・・・というくらい
その日もなんだか海といい、空といい、スピード感があって、写真に撮ってもなんとなくその流れるような雰囲気が出てるなあと思います
こちらは違う日の風景。
雲が厚く、パラパラ雨が降ったりして海岸もじめっとしている中、しばし靴を砂だらけにしてお散歩していたら、にわかに日が射してきました
こういう風景に出会うと、小さいころから空から神様が降りてくるようで、なんだかいいことがある気がします
そして、こんな日が射しているときの瀬戸内海の風景は、また神秘的で素敵です。
それこそ神様が棒で海をかき回して、そのしずくが島になったというのが信じられるような・・・
ところで、直島、瀬戸内海にあるし、とても穏やかで水害は無縁そうに見えるのですが、10年くらい前だったか、大嵐になって、本村のあたりも床上浸水して大変だったことがあるんだそうです。
その時の高波の恐怖から、大雨になると心配で心配でいてもたってもいられなくなって、何度となく港の様子を見に行くようになったとおっしゃっていた方もいらっしゃいます。
今回本村の港に行ってみてあれ?と思ったのは、去年はなかった防波堤ができていたこと。
防波堤一つである島の人は「これで大丈夫!」とうれしそうでした。
ぐるりとできているわけではないので、防波堤がない側の人は気が気じゃないかもしれないし、風景としては開放感がなくなってしまって残念ですけどね!