妄想⚠





突然家に来た和と俺のじいちゃん。


絵に和が描いてるから契約とかはヤダ。


智「和のじいちゃん。その話、断る」

和じ「なんだと!」

和「なんで!?」

智じ「旦那様、お言葉ですが、和也様が絵に描かれているから契約すると申しましたね?それで智が喜ぶとでも思われたのですか?」

おー!さすが、俺のじいちゃん。俺が思ったこと言ってくれた♪

和じ「え?違うのか?」

和「智のおじいちゃん、どういうこと?」

智じ「本当に智の絵を認めていただけたなら和也様が描かれていることなど申しません!旦那様は和也様が描かれているから智と契約をすると仰るのですか!?」

怖っ。俺が怒られてるわけじゃねえのに。

和「あっ!そうだよ!おじいちゃん智の絵を認めてないってことだよ!」

和じ「い、いや、そうではないぞ。ちゃんと絵を評価した。ただ、和也が描かれてるのは祖父として嬉しかったからで…」

智じ「それがいけません!ビジネスに私情を挟んでは成り立ちません!現に智に断れてるじゃないですか!」

あれ?ちょっと言葉が崩れてきたような?

てか、俺のじいちゃんは和のじいちゃん怒っても大丈夫なのか?



オレのおじいちゃんが智のおじいちゃんから怒られてる。

初めて見たけど、オレも怒るよ?

いや、智はもっと怒ってる!

最初はわかんなかったけどオレの絵が描いてるから契約するって確かに言ってたもん。

智はそういうのイヤなんだよ。

ちゃんと認めて欲しいんだよ。

和じ「智、すまなかった。だが、私の鑑定眼は確かだ。智の絵は素晴らしい」

智じ「そんなことを取ってつけたように言っても智は信じない。智、和也様、この人は、連れて帰るから」

和「いいよ。おじいちゃんは反省して!」

智「じいちゃんは大丈夫なのか?」

智じ「長い付き合いだ。それに、悪いのは、この人だから心配しなくていい」

和じ「………」

智のおじいちゃんに睨まれたオレのおじいちゃんはもう何も言わない(言えない?)。

智のおじいちゃんに腕を引っぱられて帰っていった。

「「はあ〜」」

玄関が閉まると同時に智と息を吐き出した。

なんか、疲れたかも。



和の好きなお茶を入れて和と一緒に飲んだ。

うん。確かにこのお茶飲むと落ち着くな。

和「智…ごめんなさい」

智「へ?和が謝ることなんてないぞ?」

和「だって、オレのおじいちゃんが変なこと言って…智、すごく怒ってるでしょ?」

智「和には怒ってないし。それの、俺のじいちゃんが先に怒ってくれたから俺が怒るヒマ無かったし」

お互いにあんなじいちゃん見たことないって話になった。

それにしても珍しいもん見たな。

和と俺がじいちゃんになったとき、怒ったり怒られたりは想像つかないけど。

和「ねえ?絵を描くの嫌になってない?」

智「それは心配しなくて大丈夫だから」

そう言うと和が安心したように笑った。

嫌な気持ちになったのと絵を描くのは別だ。

頭の中のイメージも消えてないし。



智が怒ってなくてよかった。

でも、オレはまだ怒ってる!

智に失礼なこと言ったおじいちゃんに!

うーん?でも、おじいちゃんは鑑定眼は確かって言ってた。

じゃあ、オレもおじいちゃんも智の絵がすごいって思ってるんだよね?

だとしたらオレは智のために何ができる?

智「和?また変なこと考えてないよな?」

和「変なことじゃないよ!」

智「じゃあ言ってみ?」

和「オレ、智のために何かしたい」

…ベッドに運ばれた。

そういう意味じゃないんだけど気持ちいいしそのままエ ッチしちゃった♡

オレのオシリが治ったころは1回しかシ てくれなかった…。

でも、今は前と同じで何回もシ てくれる♡

すごーく幸せな気持ちで眠った…。