妄想⚠





「それでねー智の凸がオレの凹にいっぱいになってーすごーく気持ち良かったのー♡」


「こーんなに長く智とデきなかったの初めてだけどー」


「そうだよ!翔ちゃんも相葉さんと毎日毎日シてないで、たまにはシなかったら…」


「羨ましくなんかないよっ!オレは智としかシたくないんだからね!」


「うん♡オレすっごーく幸せー♡」

「和…また翔くんとエ ロトークか?」

「智♡じゃあ翔ちゃんまたねー」

油絵の具の匂いのする智に抱きついた♪

「夕飯なんにする?」

「うーん?オレね、白ワイン飲みたい」

「んじゃ魚介類でなにか作るか」

「うん♪」

智とデきるようになったしお酒も飲めるようになったし好きなものも食べられる♪

あー今のオレ、やっぱりすごーく幸せー♪



エビフライと白身魚のムニエルとガーリックチャーハンで和と乾杯した。

和は白ワイン、俺はビールで。

「はあー美味しくて幸せー♪」

「和が幸せだから俺も幸せだ♪」

「姉さんそろそろ赤ちゃん産まれるって」

「めでたいな。大和に弟妹どっちか産まれるんだなぁ」

大和(やまと)は和の姉ちゃんの長男だ。

和の姉ちゃんのことを俺は香奈恵の姉ちゃんって呼んでる。

香奈恵の姉ちゃんが二宮の当主になってくれたから和と2人で暮らせるんだ。

会社は香奈恵の姉ちゃんの旦那さんの坂本の兄ちゃんが社長になったし。

だから俺は2人に感謝してる。

「翔ちゃんと相葉さんと潤くんと斗真くんのお泊りしてないね?」

「忘れてたな…」

赤ちゃん産まれる前に来てくれるかな?



夕ご飯の後片付けして智が入れてくれたオレの好きなお茶を飲んで翔ちゃんに電話したけど出なかった。

「智ー翔ちゃん電話出ないー」

「相葉ちゃんと松潤も出ないぞ?」

まだ夕飯かもしれないししばらく経ってから電話することにした。

智とお風呂に入ってから電話したけど、また翔ちゃんは出てくれない。

「和、父ちゃんに電話してくれる?」

「うん………大野も出ないー」

「もしかしたら赤ちゃん産まれたかも」

「えっ?なんで教えてくれないのー!?」

オレ、姉さんの弟なのにー!

うーん?と考えてた智が予定より早くなったから慌ててるんじゃないかって。

んーじゃあ仕方ないか。



翌日、朝飯を食べてたら和の電話が鳴った。

俺の父ちゃんからで香奈恵の姉ちゃんに女の子が産まれたって。

和「会いに行ってもいい?」

智父「もちろんですとも。和也様は香奈恵様の弟でいらっしゃいますから」

だったら昨日教えてくれてもいいのにって、文句言ってる和を抱きしめた。

「和?大和が産まれたときも大騒ぎしてなかったか?」

「そうかもしれないけど…」

「仕事終わったらゆっくり会えるんだから、なんなら泊まってもいいし」

「ホントに?泊まっていいの?」

「部屋数はあったから大丈夫だろ。心配なら父ちゃんに電話して話しとけばいいよ」

「うん♪」

ふふっ♪やっと笑顔になった和にキスをして朝飯の続きを食べた。

和は怒ってるんじゃなくて拗ねてるんだ。

家族なのに!って思いが強いんだろう。

去年屋敷が大変だったときも似たようなこと言ってたし。

まあ、どんな和も可愛いけどな♡