2018.10

町内の秋祭りの踊りの練習に行ったり
町内の運動会に出場したり。
小学四年生になったさーちゃんは、
運動大好きで
何でも積極的に参加する子でした。

ただ、『足がだるーいショボーン』と、
サッカーをやっているお兄ちゃんと同じように湿布したり、アイシングしたり。
決まって夜に痛みが出ることと、
お風呂で緩和されることから

「成長痛かな。」

と簡単に思っていて、
後に、母はさーちゃんに、
本当に申し訳ない気持ちになりました。
今になっても本当に後悔しています。
さーちゃん、ごめんなさい。

2018.10.18

急に、
右足をひきずるようになってしまった
さーちゃんを、
母がぎっくり腰で
お世話になっている接骨院へ。

その接骨院は、まず提携している病院で
レントゲンを撮り、施術前、施術後と
自分の骨が整っていくのを見せてもらえる
システム。

さーちゃんもレントゲンを撮り、
先生からの説明を受けることに。

「少し右足の膝に気になるものがあるね。
すぐMRIしよう!」

えー!びっくり
もう診療時間終わりそうなのに?
いいんですか?

そのままさーちゃんは、
30分MRI検査を受けました。

病院内真っ暗です。アセアセ

先生から、
「たぶん消えるものだと思うから、
接骨院で施術して経過みよう。」

その足で接骨院へ。
足の痛みから体が歪んでいて、
施術をしてもらい、二日後に予約し帰宅。

歪みを治してもらい、
『楽になった。照れ』と
満足そうなさーちゃんでした。

2018.10.19
22:00

昨日レントゲン、MRIを撮った病院の先生からお電話が。

「明日、接骨院予約入ってるよね?
娘さん施術の間、
病院でお話したいことがあります。」

母は、
頭の中に悪いことしか浮かびませんでした。

2018.10.20

さーちゃんを接骨院にお願いし、
パパと二人で病院へ。

「検査結果を
色々な先生に見てもらったんだけど、
消えるものではなさそうだね。
腫瘍だと思います。
悪ければ骨肉腫かも。
こども病院に紹介状書きますから、
受診してください。」

頭の中、真っ白です。

接骨院でさーちゃんの顔を見た時
胸がえぐられるかと思うほど苦しかった。

その晩踊りの練習をした
町内の秋祭り。


足の痛みが強くなってきたので
お神輿と、踊りは
泣く泣く我慢したさーちゃんでした。

町内に響く秋祭りの音で

涙が止まらない母でした。