パルス高周波法ブロック、終わりました。
正直、何かの拷問かと思うほどきつい治療でした。
特に,針先で神経を探しながら、時々腕が「びくっ」ってなるのが
もうなんというか・・・
(これからする方のためにこれ以上は伏せます←余計こわい)
でも、入院生活で得た物は大きかったです。
個室病棟だったこともあり
外来時とはまた別のゆったりとした気持ちで
心の奥に閉じ込めていた、
勤務時の辛い出来事を聞いていただいたりも出来ました。
個人的にツボだったのは
処置後、ストレッチャー上の私を
先生「僕が(病室まで)連れて行きますから」
ナース「いえいえ、先生にそんなことさせるわけには」
・・・
という押し問答の結果、
先生が前、外来師長さんが後ろという
超VIP体制でのストレッチャー搬送となり
当然下手くそな先生が、要所要所で
(じゃま)というオーラを出しまくられてたこと。
私は寝たふりをするしかない・・(^_^;)
その他、ふふふっとなるエピソード満載で。
久々に、元担当さんに、ここ数週間の不安な気持ちを聞いてもらうことも出来ました。
が、
治療効果については、期待通りにはいかず。
退院翌日の金曜日、
急遽、追加で外来ブロックをしたものの
結論から言うと(自覚症状として)
腕の症状は、先週よりも悪くなっています。
肩の後ろから肘を通って親指人差し指あたりの痛みとしびれと
突然発作的にやってくる
腕がねじ切られるような痛み
あと、握る力が致命的に落ちていて
手首で物を支えられない(スマホでの通話が1分もたない)
ビールジョッキが左手で持ち上げられず
右手をジョッキの底に当てるという「茶道か?」みたいな事に(^_^;)
なんとか持ち直して欲しい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でも、
左腕が辛いことよりも何よりも辛いのは
今まで本当に大好きだった主治医に対して
怖いという気持ちが生じていること。
特に、金曜日の外来での追加ブロックの時は
心の準備も出来ていなかったし
過敏になっている所に、立て続けに針を刺す事への恐怖もあった。
でも、先生が、わざわざ(私の担当科の)外来まで出向いて下さって
「週末になるし、少ししっかり目にブロックして少しでも痛みを抑えておきましょう」と言われたら、もう、それがベターなのだと思うしか無い。
実は、指定の時間直前に
もーれつな下痢に襲われてしまって
トイレから出られず(T_T)
遅刻をしていったら
もう、例によって準備万端で、
不安な気持ちをお伝えする間もなく。
あっという間にベッドの上。
途中、前回とは比べものにならないぐらい痛かったから
「痛い」と叫んだ(つもりだった)のに、伝わらなかった(気がした)。
無言での処置は、長く、怖く、感じました。
たぶん、痛かったのは、
不安が強かったせいだと思います。
その後、安静解除までの時間は
いつもどおり和やかな雑談タイム。
でも、私の心はどこか遠くにありました。
直後はいくらか楽になったような気がした左腕だけれど
今朝ぐらいからもうダメで
「神経ブロック、神経損傷」とかググってしまってるアホです←
(素人の戯れ言なので、ここは読み流して下さい)
ただ、午後、
自分の過去ツイートを何気に読み返していて
ふと、
渡辺淳一さんの「死化粧」という小説の
手術のシーンを思い出しました。
先生だって、治したいと強く思ってくれている、
それは間違いない。
けど、先生に対する
自分でもなぜだか分からない怒りや恐怖が抑えきれず、
次の受診が怖い。
けど
以下無限ループ。
いつか笑って話せますように。